女優でモデルの本田翼が、4月24日にスタートする連続ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)に出演する。
本作は、甚大な気象災害から人命を守るべく、命がけで救助に向かうSDM(特別災害対策本部)の奮闘物語。本田は、山下智久演じるSDMの気象班チーフの婚約者を演じる。
本田は出演にあたり、
「まだ私が新人だった12年前、山下さん主演の『ほん怖』に出演させて頂いたことがあったのですが、今回初めて連ドラでご一緒させて頂けること、そして、『ラジハII』から3年ぶりに会うスタッフさんもいらっしゃるなど、この作品に参加できたことをうれしく思っています」
などと公式インタビューで語っている。『ほん怖』は『ほんとにあった怖い話』(2012年)、『ラジハII』は『ラジエーションハウスII』(2021年)のこと。いずれもフジテレビ系のドラマだ。
「本田さんは、連ドラの常連として知られています。実は、女優デビューした2011年の連ドラ『シマシマ』(TBS系)以来、14年連続で地上波ドラマに出演しているんです」(芸能記者)
たしかに本田と言えば、いつもどこかのテレビに出演している印象が強い。だが、14年連続ドラマ出演といっても、女優活動が順調とは言えないとの指摘も――。
「たしかに出演はしていますが、女優としての評価があがったとの声は聞こえてきません。本田さん主演作と言えば、『ゆうべはお楽しみでしたね』(2019年、TBS系)、『チート』(2019年、日本テレビ系)、『リモートで殺される』(2020年、日本テレビ系)などがありますが、正直、記憶に残る作品は少ないのです。
2022年に放送された『君の花になる』(TBS系)でも主演しましたが、本田さんより、劇中から期間限定でデビューしたボーイズグループ『8LOOM』ばかりクローズアップされました。実際、高い視聴率の作品はあまり多くないのです」(同)
本田と言えば、「CM女王」の称号もほしいままにしてきた。ビデオリサーチによる年間テレビCM調査で、本田は2021年に21社と契約し、初の女王に輝いた。2022年は20社だったが、2023年は11月までで8社と、かつての3分の1になっている。おいしいCMの仕事が激減しているのだ。
そんな本田が、化粧品のプロデュース業に乗り出した。4月9日、ビューティーブランド「By ttt.(バイティスリー)のお披露目イベントに出席。
本田は開発の苦労について「自分がいいと思ったものが、はたして本当にみんながいいと思ってもらえるのか、不安と常に戦いながら商品を作った」と振り返っていた。
「女優さんやモデルさんがプロデュースするコスメは、ファンからすれば信頼度が高いですから、これまでも多くの芸能人が続々と参入してきました。本田さんはインスタグラムのフォロワーも330万超と高い影響力を持っていますから、うまくいく可能性も高そうです」(同)
ブランド名「By ttt.」に隠された3つの「t」は、「This is The Truth.」という意味だという。「自分にとっても、みんなにとっても間違いないもの」だそうだが――はたして新たなビジネスは起死回生の一手となるだろうか。
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