橋本環奈は目を見つめ手渡し、石原さとみはメッセ付き…バレンタインに"手作りチョコ"をくれる女優たち
「コロナが蔓延していたころは、食べ物の差し入れをお断わりしていました。後で聞くと、女優さんやアイドルのコたちは、日ごろの感謝の気持ちをどう伝えればいいのかと、相当ストレスが溜まっていたそうです」(TBSプロデューサー)
「この時季になると、菓子メーカーばかりか、ホテルやレストランなどさまざまな企業が、自社商品の購買を伸ばそうと手練手管のPRを展開します。そんな企業への情報提供やCMキャスティングの参考資料として、大手広告代理店では『バレンタインにおけるタレントたちのエピソード』を収集しているのです」(大手広告代理店関係者)
「橋本さんの香盤(スケジュール)はバレンタインの前日だったのですが、当日、小分けにした手作りチョコレートをスタッフの一人ひとりに手渡してくれました。しかも、渡す際に橋本さんは、僕の目を見つめて、『ハッピーバレンタイン!』と愛の呪文のように唱えてくれたんです」
「ドラマの現場でいただいたのですが、『料理が得意』だとおっしゃるとおり出来栄えは素晴らしく、包装紙を解くと『いつもありがとうございます』と、私の名前入りで書かれていたんです」
「土屋さんがチョコレートのホールケーキを大量に手作りされて、現場に持ち込んでくれました。さらにスタッフの前でホイップクリームで最後のデコレーションを実演し、切り分けてくれました」
「ロッテのCMに出演されていたときは、メーカーさんが用意したチョコだったと思いますが、手作りのチョコをいただいたこともありました。そのとき『試食してたら、ほとんど食べちゃって……』と、チョコが小さくなってしまったことを詫びながら手渡してくれたんです」
「出演者が40名くらい、エキストラさんやスタッフ合わせると100名以上のドラマで、すずちゃんがチョコレートブラウニーを6ホールも焼いて持ってきてくれたんです。『徹夜しちゃった』と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せてくれました。本当に美味しくて、『また作ってよ』と声をかけると、『え~、また徹夜しなきゃ』って。でも、なんだか嬉しそうでしたね」
「収録の前室で、ベテランの俳優さんがアリスちゃんに『バレンタイン、誰かにあげた?』となにげなく聞いたんです。
「『チョコレートのために働いている』というほど、チョコへの愛情と情熱は深いんです。先日、みな実に今年の本命チョコを聞くと、フランスの『エルベールショコラ』、そのなかでも『アソート リヴィエラ』と即答していました。ひと口サイズが12ピースで、6000円もするんです。
「つい先日、浜辺さんとお仕事でご一緒する機会があり、『今年のバレンタインは?』と聞いたんです。すると、『あげる相手……いますよ♡』。『えっ』と思いながら続きを促すとー―。高校生になった弟さんにあげるんだそうです(笑)。『だって、いちばん素直に“美味しい!”って言ってくれるんです』とのことでした」
「毎年、仲よしのお母様と、ご家族のためにチョコを手作りされているようです。そのチョコの行く先は、お父様だそうです。家族仲のよさと、芦田さんの育ちのよさが窺い知れるお話かと」
「じつはかなりの照れ屋さんで、バレンタインのチョコをスタッフに直接渡すことができないんです。そこで、スタッフルームが空室のときに、それぞれのスペースにそっとチョコを置いておくことに。
「以前のバレンタインに、ウイスキーをいただきました。『バランタイン(スコッチの銘柄)じゃないけどね』なんて言いながら(笑)。一応、吉高さんなりの理由があって、『チョコレートに本当に合うのがウイスキーなの。まぁ、私調べだけどね』だそうです」
「2月14日当日ではなかったので、まったく期待はしていなかったのですが、撮影が終わった石原さんが、その日のバラシ(現場の撤収)まで居残っていたんです。そして『今、ちょっといいですか?』と僕を呼び止めて、ほかの人に見えないように、包みを渡してくださったんです。
「あくまで業界内での話ですが、タレントさんのこうしたプレゼントについてのエピソードは、噂として広まります。それがやがてクライアントに伝わって、新しい仕事に繋がることがある。そういう意味では、彼女たちにとっては“投資”なのですが、たとえば有村架純さんはバレンタインに限らず、大勢のスタッフのために手作りのお菓子などを差し入れてくれます。大変ではないかと聞いたスタッフに、『私、こういうのが好きだから』と答えたそうです。第一線で活躍しているタレントには、努力を努力と思わない『才能』があるようです」