レッド吉田の妻明かす「月収2万円時代」…勤勉だったはずの夫が「私のボーナスを1日で競馬に使ったことも」
「当時は車を持っていませんでしたから、テレビの前説の仕事に呼ばれたりすると、電車代のほうが高くついたりしていました(笑)」
「芸人というと『売れていなくても派手に遊ぶ』みたいなイメージがありますが、もともと夫は体育会系だったこともあり、体を動かすほうが好きで。売れない芸人が働かずに遊ぶ、という発想が理解できなかったみたいです」
「本人は覚えてないかもしれませんけどね。さすがにあきれましたが、競馬を続けてきたおかげで、後に競馬番組のレギュラーをいただくことができたので、結果としてよかったのかな、と(笑)」
「銀行にローンを申し込もうとしたのですが、夫が芸人なので、個人事業主として『3年間、黒字が続かないとダメ』という条件がつけられました。
「だから夫は言うんです。『競馬でもパチンコでも、負けたと思っても結局、仕事になって返ってくる。ギャンブルは無駄じゃない!』って(笑)」
「子供たちの将来や自分たちの老後も考え、副業もやっています。以前はアパートを経営し、現在はシェアハウスを経営しています。この経験がもとで、テレビ番組で不動産関係のお仕事をいただけたりするので、何がプラスになるかわからないですよね。
「夫は昔『収入が増えたら、高級腕時計を買う!』と決めていたのに、結局、買いませんでした(笑)。お互い、つねに庶民の感覚なんでしょうね」
レッド吉田
1965年10月30日生まれ 1994年、ゴルゴ松本とTIMを結成。動画「レッド吉田の野球子育て奮闘記~めぐる巨人への道~」をYouTubeで公開中。
(週刊FLASH 2021年10月19日号)