純烈・後上翔太が、2月22日放送の『親のおカネ、子知らず~親がかけたおカネ知ってますか?~』(TBS系)で甘やかされて育ったお坊ちゃま人生を明かした。
番組では、子供を大学まで行かせるための養育費の平均が2498万円と紹介。そこで純烈のリーダー・酒井一圭が、エリート銀行員である後上の父を訪問して、後上にかけられたお金を算出した。
後上は一人っ子で、将来、医師になることを期待されていた。幼稚園のころから体操教室へ通い、その入会金は30万円で月謝4万円。加えて個人レッスン料は1時間1万円と高額だった。
小学校ではピアノや野球の教室に通い、当時70万円するパソコン、100万円のエレクトーンを買ってもらうなどお坊ちゃんを絵に描いたような生活だった。
だが、高校に入ると、医師への道を断念。大学では、茶髪のギャル男に変身し、ギャルサー通いを続けていたという。
それでも父から甘やかされ、携帯電話の料金は17年間、父が払っており、電話料金の総額は通話代も含め、204万円と算出されていた。
さらに去年の正月まで実家に暮らしていたという後上は、純烈加入から去年まで小遣いを月10万円もらっていた。結果、親がこれまで後上にかけてきた総額は、平均2498万円の約2倍以上の5707万6441円だった。
父はここまで甘やかしたことに「よく考えてみると、(これまで息子にやらせたことは)全部親が敷いたレール」と回想。後上は大学を中退して純烈に加入したが、「応援するしかない」と話していた。
スタジオでVTRを見ていた後上は、結婚して子供が出来たら、「自分がしてもらったことをしてあげられる自分になりたい」と、父から受けた恩を次世代に受け継ぐ決意を語った。
ウェブ「日刊SPA! 」掲載の「純烈物語」では、後上は高校時代、医学部志望クラスを取るも落ちこぼれて進路を変更。東京理科大学に入学するが、大学生活は「何をやっていたのかこれといって思い出せるものはない」と空虚な日々を過ごしていた。そんな時期に交通事故にあい、そこから純烈に加入することになったことを明かしている。
2007年に結成され、10年以上かけて2018年、2019年に『NHK紅白歌合戦』出場を果たした純烈。苦労したぶん、大輪の花を咲かせている。
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