無断公表されたHEATHさん急逝、最後の願い踏みにじられた! X JAPAN関係者「犯人ほぼ特定できている」
「生きているうちに会いたかった……」
「しかし11月9日、『女性セブン』が、HEATHさんの死を報じたのです。死をしばらく公表しないことは、HEATHさんの遺族や、ほかのメンバーの希望でした」
「しかも、『女性セブン』の記事は事実誤認と憶測が多く、メンバーや関係者は悲しみ、リークした “アイツ” に、怒りを覚えています」(同前。以下、特に注記がなければ同じ)
「女性セブン」では、HEATHさんは2023年に入ってから体調が優れない日が続いたこと、秋に検査を受けてがんが見つかったが、すでに数カ所に転移しており、メンバーに知らせる余裕がなかったことを報じている。
「実際には、HEATHさんのがんは、6月上旬に病院で検診を受けた際に偶然見つかったのです。転移はしておらず、自覚症状もなかったため、本人はこの時点では、半信半疑でしたね」
「HEATHさんは、自分が常に『HEATH』であることにこだわっていました。スタイリッシュで美しく、カッコいいベーシスト。だから、たとえ長年苦楽を共にしてきたX JAPANのメンバーにさえも、がんと闘っている姿を見せたくなかったのです」
「自作のスタジオは、広くはありませんでしたが、1970年代、1980年代のエフェクターがラックに整然と並んでいました。また、ギターとベースには埃ひとつありませんでした。HEATHさんは、このスタジオに数日間こもることも珍しくなく、基礎練習を繰り返していると語っていました」
「いつもなら出演を快諾したでしょうが、このときのHEATHさんは、自分の体調を見極めるために即答を避けていました。観客の前で100%のパフォーマンスができるのかと悩みに悩んだ末、出演を決めました。ステージでベースを弾きたいという強い思いと、なによりYOSHIKIに声をかけてもらったことが嬉しかったようです」
「痛みを抑えるために薬を飲んでいましたが、ベースを弾き、曲を作り続けていました。彼は、人生の最後まで『HEATH』であり続けたのです」
「女性セブン」では、メンバー同士が亡骸との対面に訪れる時間がバッティングしないように、関係者らが “睨み合い” ながら対面時間を決めたと報じている。
「それも違うのです。『YOSHIKIはいつ来るのか?』と、メンバーの訪問時間を気にしていたのは、Toshlさんサイドだけです。関係者が対面時間を管理していたという事実はありません。YOSHIKIさんが夕方に到着することを知り、Toshlさんは同日の午前中に安置室を訪れ、1時間以上滞在し、HEATHさんと対面して号泣していたようです」
「今回の訃報を知っていたのはメンバーのほか、わずか数名です。記事に出ている情報は断片的で、全体像を掴んでいる人間なら考えられないデタラメが混じっています。記事が出るタイミングなどを考えると、Toshlさんの周辺にいる “ある人物” が漏らしたとしか考えられないのです」
「ファンに対して、『X JAPANの活動が滞っているのは、YOSHIKIのせいだ』と言いたいわけです。
『女性セブン』には、YOSHIKIさんが統括する会社がToshlさんと金銭トラブルを起こしていること、7月にリリースした新曲についてメンバーが直前まで知らされていなかったことなど、一方的な主張に誌面の多くが割かれています。