あまりに現実とリンクした姿に、視聴者からも大きな反響が寄せられている。
9月15日に放送された竹内涼真主演のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)第11話の世帯平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)が9.9%だったことがわかった。
大ヒット韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』をリメークした同作は、第3話で視聴率7.0%にまで落ち込むも、第4話以降盛り返し、さらにここにきて性加害報道で “降板ラッシュ” となっている香川照之が、通常どおり出演し続けていることでも注目を浴びている。
また、今話では物語が4年後に飛び、香川演じる主人公の宿敵は、すい臓がんにより余命半年と告げられることに。やつれ果て、一気に老け込んだ姿に、SNS上では「役作りとプライベート合致しすぎ」「香川照之の衰えが見事にマッチングしている」との声もあがっている。
「香川さんは、10月期のTBS日曜劇場『アトムの童』の出演も取り止めに。また、トヨタをはじめとするCMが軒並み降板となっていることで、多額の違約金が発生していると思われます。そのため、一部では “韓国に出稼ぎ説” も飛び交っているほどです」(芸能記者)
韓国への出稼ぎ……実はまったく現実味がない話でもないようだ。
「韓国映画『パラサイト 半地下の家族』で知られる鬼才ポン・ジュノ監督と香川さんが非常に親しい間柄にあるんです。
香川さんは、2008年のジュノ監督による短編映画『TOKYO!』に主演し、以降も『僕の人生に大打撃を与えてくれた監督が何人かいますが、ジュノ監督はその筆頭ともいえる方。“これが映画だ” というものを教えてくれた』と心酔しきっています。ジュノ監督が映画のプロモーションで来日した際は、応援に駆けつけるほどですからね。
韓国は、性加害に対して日本以上に厳しい目を向けられますが、『パラサイト』でアカデミー賞作品賞を含む4部門を獲得したジュノ監督は、韓国映画界では日本で言うところの “王・長嶋” くらいの大物。彼が香川さんを起用したいと言えば、誰も反対できません」(映画ライター)
ジュノ監督は、2017年に来日した際、「香川と(韓国の人気女優)アン・ソヒョンの共演で映画をつくるなら?」と質問され、「香川さんは東京に住んでいるホームレス」と語っている。今の香川ならドンピシャでハマリ役となりそうだが、さてーー。
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