元・音楽プロデューサーの小室哲哉が、6月11日放送の『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)に出演して、華原朋美に提供した『I’m proud』誕生秘話を語った。
小室が華原と交際していた1996年、ロサンゼルスへ向かう飛行機で歌詞を書き上げたという。
歌詞の初稿を、ロスのホテルで華原に見せたが、「(華原が)どこが気になったのかいまだにわからないんだけど、ロスのホテルの暖炉に丸めて捨てられたんだよね。気に入らないとまでは言わなかったけど、なんかイヤだったみたい」と告白。
小室は「ありがとうって言ってもらうつもりもなかったけど、『どうかな?』っていう感じ」と回想。その歌詞は「覚えてないんだよ。一行一行でポンポン書いていったので」と、自分でも内容を思い出せないという。
代わってビッグヒットとなった現在の歌詞が生まれたが、「なかなかいい歌詞ができたんじゃないかな」と結果オーライだったことをコメント。
当時の華原について、小室は「勝気というか、ロックンローラーというか、曲げたくないところは曲げたくないって部分はあったと思いますよ」と振り返っていた。
華原は同曲について、2017年3月20日放送の『PON!』(日本テレビ系)で、サビの歌詞に出てくるイチゴは、自身がシャンパングラスにイチゴを入れる様子を見て発案されたものと明かしていた。
華原は昨年12月におこなったディナーショーでも『I’m proud』を披露。いまも大切に歌い続けている。
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