12月17日、女優の片瀬那奈が自身のYouTubeチャンネルで生配信をおこなった。9月30日に、23年間所属した大手芸能事務所・研音を退社して以来、初の “顔見せ” となったが、視聴者数は850人ほどと振るわない出だしとなった。
「1999年のドラマ『美少女H2』でデビューし、20年以上女優活動を続けてきた片瀬さんですが、今年7月には同棲相手がコカインで逮捕されるトラブルに見舞われました。
片瀬さんも家宅捜査や尿検査を受けており、検査結果は陰性だったにもかかわらず、事務所に『受けていない』と説明。事務所は『信頼関係が破綻した』として、契約解除に踏み切りました」(芸能ジャーナリスト)
契約解除後は、公式SNSもすべて閲覧できなくなり、公の場から姿を消した。しかし、12月15日、突如ツイッターアカウントを開設し、「12月17日(金)20時から生配信をします。ぜひ見てください!」と告知していた。
生配信では、「そもそもすっごいYouTubeが好きで、毎日見ている。何年も前からやりたいと思っていた」と明かし、「今年40歳になったんですけど、今まで本当に楽しく仕事をさせていただいて、恵まれていた。もっとみんなの近くで楽しいことや心が豊かになるものを共有したい気持ちが強まった」とYouTube開設の理由を語った。
事務所を離れた理由についても触れ、「憶測でいろんな記事が出たり、すごくつらかったし悲しかったし悔しかった。事務所には申し訳ない気持ちでいっぱいだし、感謝もしています」と話す。
「だけど、強制的に立ち止まったことで、初めて自分の人生のことを考えた」として、「自分らしく生きていければいいなと思う。私の一番の夢はみんなが幸せになること。自分がわくわくするやり方でやりたい」と心境を語った。
生配信が始まった20時頃は、視聴者数は約300人と心もとないものだった。片瀬が話し出すと人数は徐々に増えたが、配信終了間際の20時半頃でも850人程度。残念ながら1000人を超えることはなく、1本目から不安な滑り出しとなった。
配信では、「話すの大好きだし、人の話も聞くのも大好き」と語っていた片瀬。実際に、生配信では視聴者からのコメントに答えながら、途切れることなく喋りつづけていた。
だが、おしゃべりキャラは現場では浮いていたようで、あるテレビ局関係者は、かつて本誌の取材にこう語っている。
「ドラマの現場では、みなさん集中していますが、彼女は現場でずっと喋りっぱなし。ハイテンションでバカ話で大騒ぎしていて、『話の合う奴がいないよ!』と不満を漏らしていたことも。まるで現場に遊びに来ているかのようで、いつも自由に振舞っていた」
よく回る口は、YouTubeでは活きる可能性もある。今後、数字を伸ばせるだろうか。
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