堅調な人気を保っているTBS日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』。第1話から第7話までの平均世帯視聴率は10~11%台(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と安定している。
ある事件で、家族も音楽も失った天才指揮者の父親・俊平(西島秀俊)と、彼を拒絶し、音楽を嫌う娘・響(芦田愛菜)が、地方都市のオーケストラを通して、親子の絆を再生させていくというこの作品。2019年に放送された『凪のお暇』、2022年に放送された『妻、小学生になる』(ともにTBS系)で脚本を手がけた、大島里美氏によるオリジナルストーリーとあって、展開を楽しみにしている視聴者も多い。
「展開のみならず、注目されているのが出演陣の“ビジュアル”です。
第8話の予告編映像では、俊平の父・行彦(柄本明)が登場。高校野球部監督として、ユニホームに身を包んだ柄本さんが『もう帰ってくるなー!』と“ブチ切れる”様子は、視聴者に新たな展開を期待させました。
独特な存在感を放つ柄本さんが、野球のユニホームを着ていたというのも珍しい光景だったのかもしれません」(週刊誌記者)
柄本に限らず、『マエストロ』俳優陣の“ビジュ変”話は枚挙に暇がない。第1話から視聴者の目を引いているのは、イケメン俳優として知られる玉山鉄二の“激変”ぶりだ。
ドラマの舞台である晴見市役所の観光課職員で「晴見フィルハーモニー」の団長でもある古谷悟史を演じている玉山。観光課職員として、落ち着いた雰囲気にメガネをかけた装いの古谷、もとい玉山。かつて見せていたワイルドな見た目とは真逆ともいうべき“激変”ぶりに、第1話放送当時から、SNSでは《太りすぎ》《何があったんや…》と、驚きの声が多くあがっていた。
また、第4話から俊平の元マネージャーとして登場しているのが、満島真之介演じる鏑木(かぶらぎ)晃一。2月25日に放送された第7話では、俊平に向かって「いつまで自分に嘘をつき続けるんですか!」と、涙ながらの怒号をぶつけるシーンが話題に。満島といえば、「黒髪×短髪」の印象が強いが、今作では茶髪に。これまでとは違った“色気”を感じる視聴者も多いようだ。
そのほか、特徴的なリーゼントをおろし、メガネを外したモグライダー・芝大輔が市役所の職員役で出演するなど、何かと“ビジュ変”の話題があがる『マエストロ』。物語はすでに折り返し地点を超えているが、新たな変化を見られる可能性もまだまだ残されている。
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