11月2日に放送された嵐・櫻井翔と有吉弘行がMCを務めるバラエティ番組『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演したのは、お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品。この日は、有名人がさまざまなオリジナル競技に挑戦し、「櫻井チーム」と「有吉チーム」に分かれたスタジオ出演者が、その競技を「できる」or「できない」かのどちらかに賭けるという「夜会カジノ」が放送された。
粗品は「有吉チーム」の一員として出演。芸能人のチャレンジVTRをほかの出演者は真剣に見るなか、「おいおいおいおい!」「八百長やろ!」「あかん、コイツ」などの野次を連発した。これに対し、番組MCの櫻井は「聞こえないレベルの舌打ち、やめてもらっていいですか?」とさりげなく注意するシーンも見られた。
この粗品の態度に、SNSでは
《夜会、楽しみに待ってたんだけど、粗品さんのヤジがちょっと私にはしんどい… いつも、もっと出演者さんをリスペクトする和気あいあいとした空間なのにな…》
《櫻井・有吉THE夜会、バラエティでもCMでも、人気が出た後にいつも粗品が乗っかってきてぶち壊す》
と、批判する声が寄せられた。
「粗品さんが批判されるのは、今回が初めてではありません。2021年7月9日に放送された自身のラジオ番組『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送ほか)に出演した際、静岡県熱海市で発生した土石流被害に触れ『熱海が終わったもんな、雨で』と発言、謝罪する事態となりました。
また、8月8日のYouTubeチャンネルの生配信では、King & Princeが2人組になったことを受け『いまの状態のキンプリ、誰が見るねん』『顔が似すぎてて、廊下で会ってもどっちか(分かる)自信ない。名前も出てこない』などと発言し、ファンから怒りの声が集中しました。その後、音楽番組のTikTokライブでも、粗品さんは自らこの件を蒸し返し、再び批判を浴びています。
さらには、10月14日に放送された『オールスター感謝祭2023秋』(TBS系)でも、俳優の志尊淳さんがトランプタワーを作るチャレンジをしていた際『トランプ、すべれ! すべれ! 前半2人は速かったのになあ!』と野次を飛ばし、番組MCの今田耕司さんから注意されました」(芸能記者)
目に余る粗品の暴言・野次に、SNSでは嫌悪感を示す声が集まっている
《ボケだと言ってるけど、誰か笑った?何でもボケで通用するのか?コイツはホント嫌い。二度とテレビに出すな》
《最近の粗品が失礼なこと言えば面白いと思ってる感性がほんとに嫌い》
《粗品ってどこにいても存在がウザいな》
「霜降り明星はコンビとして『M-1グランプリ2018』の優勝しただけでなく、粗品さんは『R-1ぐらんぷり2019』で優勝するなど、ピン芸人としても実力が認められています。テレビ番組への出演が多いにもかかわらず、公式YouTubeチャンネルのほか、それぞれ個人でチャンネルを持ち、頻繁に更新しています。
毒舌が炎上しても、それ以上に稼いでいるから素知らぬ顔、というのが正直なところでしょう。テレビ番組サイドも、番組で見せ場を作り、話題になったと喜んでいるのが現状です。ただ一方で、被災者への心ない発言や、キンプリに対する言いがかりのような野次などで、粗品さんのアンチが急増しているのも間違いありません。
とくに、同じ『お笑い第7世代』とされてきたぺこぱ・松陰寺太勇さんの仕事の激減ぶりをいじったり、ベテラン芸人が集合した『THE SECOND』を『成功してないやつらの大会』と呼んだり、同業者へのリスペクトのない態度には、強い拒否反応を示すお笑いファンもいます」(前出・芸能記者)
若きお笑い王者が「裸の王様」と野次られなければよいが――。
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