愛人同士を"枕営業"で競い合わせ…紙クズ社債で80億円集め逮捕の男"カネと美女"に囲まれた"竜宮城"生活
「顧客から集めたカネが投資にまわってないことはわかっていました。中村さんも『いつかは逮捕される』と覚悟していたはず」と明かすのは、グランシールド社の元関係者だ。
「中村容疑者は、インセンティブ目当てに顧客の名前を無断使用する『カラ契約』に手を染めており、外資系保険会社を退職することに。さらに、インセンティブの返済を求められたことで巨額の負債を抱えたようです」
「誕生日パーティーと称して、今回、逮捕された面々や社債の顧客を呼んで乱痴気な宴会をたびたび開催。自慢げに高級シャンパンやワインを空けていました。
「秋元さんは中村さんが外務員時代に出会い、当時から不倫関係でした。佐武さんは、中村さんが通っていたキャバクラから“スカウト”してきたんです。
「最初は中村容疑者から彼女を紹介されましたが、おっとりした優しい感じの印象。ホームパーティーにも招かれました。友人のような雰囲気を作るのがうまく、『顧客とは一生のつき合いをしたい』とよく話していました」
「自分も投資で儲かっていることを強調し、『決断するときが成功するとき』を決めゼリフにしていました。胸元が開いたドレス姿で、顧客と連日、飲み歩いていましたし、“枕営業”をしていることも知れ渡っていました。
『性行為を撮らせたのに、200万円分しか買ってくれなかった』と憤慨しているのを聞いた社員もいます」(別のグランシールド社関係者)
「配当支払いが滞るようになってからも、秋元さんと佐武さんは顧客と頻繁に会っていました。
“竜宮城”のように、愛人とカネに囲まれた中村容疑者。だが「逮捕の恐怖からか、この1年で急速に老けた」(元関係者)という――。