本誌は人気バラエティ番組に登場する人気芸能人100人のギャラリストを独占入手! 表には、人気芸能人100人をランク分けして載せた(ギャラは関係者への取材をもとにゴールデン1時間番組の出演料から算出)。
「4、5年前から全芸能人対象でギャラが下がり、今が底値。とはいえ、ビートたけし(71)、タモリ(72)、明石家さんま(62)の “ビッグ3” は300万円。最盛期は500万円を超えていた」(民放プロデューサー)
この3人に志村けん(68)、所ジョージ(63)、笑福亭鶴瓶(66)、それに引退前の島田紳助氏(61)を加えた7人が長年、バラエティ界の “神7” だった。
「くりぃむしちゅー上田晋也(47)、有吉弘行(43)、マツコ・デラックス(45)、アンジャッシュ渡部建(45)、フットボールアワー後藤輝基(43)、坂上忍(50)、ヒロミ(53)らは70〜120万円。
相場が下がったここ数年でブレイク、または再ブレイクした彼らは、お値段以上の実力を備えた“新・神7”だ」(テレビ局関係者)
特にマツコは “コスパ最高” だとか。
「ギャラは80万円前後と格安。ゲストとの一対一のトークが得意で、よけいな出演者がいらない。『マツコの知らない世界』(TBS系)に出るニッチな分野の専門家のギャラは3万円前後だ」(TBS関係者)
坂上が帯出演したことで『バイキング』(フジテレビ系)は打ち切り危機を逃れた。
「坂上とヒロミと梅沢富美男(67)は、“大人の事情” に理解があり、お金に執着しないため、プロデューサー受けがいい」(フジ関係者)
中居正広(45)は高値安定だ。
「単独MCは150万円。『ザ!世界仰天ニュース』では120万円。鶴瓶とのダブルMCだから割り引かれる」(日テレ関係者)
香取慎吾(41)、草なぎ剛(43)、稲垣吾郎(44)は、4月からAbemaTVで新レギュラー番組『新しい別の窓』を持つ。
「月一で “7.2時間” の生放送で一人100万円。ギャラが激安のネット局としては破格だが、ネット局の宣伝にもなる」(同前)
NHKのギャラは相変わらず安い。
「ウッチャンナンチャンの内村光良(53)は民放で150万円だが、座長を務めるコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』は40万円。その代わり、内村の発言力が強く、セットには中古住宅を買えるくらいの額をかけてこだわる」(NHK関係者)
出川哲朗(54)は初の冠番組を持った。
「『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』は70万円。テレ東の会長も社長も高く評価していて『同じ枠の “めちゃイケ” に引導を渡したのは出川だ』なんて冗談も飛び出すほど数字がいい」(テレ東関係者)
(FLASH DIAMOND 2018年4月15日増刊号)