「映画のお話をいただいた当初は、途中でダメになることも覚悟していました。お声をかけていただけるだけで有り難いなと。でもこうして無事に撮影を終えて、22年6月の公開が決まったということに、本当に感謝しています」
今年6月に公開を控える映画『冬薔薇(ふゆそうび)』。主演を務める伊藤健太郎(24)は同作品について、1月12日に『デイリー新潮』に掲載されたインタビュー記事で冒頭のように語った。
2020年10月にバイクとの接触事故を起こし、1年近く芸能活動を休止していた伊藤。『冬薔薇』は、吉永小百合が主演した映画『北のカナリアたち』などを手がけてきた阪本順治氏が監督を務めた。伊藤にとっても、“本格復帰”作品であるため、告知にもかなり力が入っているようだ。
「ストーリーは阪本監督のオリジナル脚本。共演として、小林薫さん、余貴美子さん、永山絢斗さん、石橋蓮司さんなどの実力派の役者が脇を固めています。伊藤さんの事故のイメージのためか、キャスティングは難航したと聞きました。
また『情報解禁前に伊藤さんが主演であることが漏れてはならない』と、現場での撮影は超厳戒態勢だったようです」(芸能関係者)
自動車事故について、伊藤の不起訴処分が決まったのは2021年3月。そして10月28日から4日間上演された主演舞台で、表舞台での活動を再始動させた。
「舞台、映画で主演を務めるなど、順調すぎる歩みを進めている伊藤さん。テレビ界への復帰も地道に目指すなど、2022年の芸能活動には“光”が差しています。
そしてそれを可能にしているのは、伊藤さんにとって強力な“応援団”の存在。事故直後に公開を控えていた主演映画『十二単衣を着た悪魔』も、『冬薔薇』と同じくキノフィルムズによるもの。もっとも “被害” を受けたにもかかわらず、再度、伊藤さんの主演映画を手がけるのは、彼を非常に評価している人物が同社役員にいるからでしょう。
伊藤さんが持つ『朴訥』『自然体』『硬派』といった役者イメージは、いまの若手俳優陣とは一線を画していて、業界の重鎮たちからは評価が高いのです」(スポーツ紙記者)
さらに、プライベートについても“新情報”が……。破局が報じられていた山本舞香(24)と、再び懇意の関係にあることが2022年1月13日号の『週刊文春』で報じられたのだ。
もともと2人の交際は、本誌が2020年1月にスクープ。2019年末から、互いの愛犬を連れて散歩に出かけたり、そこから仕事へと向かう様子を目撃していた。
しかし事故後、山本の仕事にも影響が出ると感じた関係者や周囲の助言によって、ひっそり破局していたことが『週刊女性』によって報じられていた。
「今回の文春では、山本さんがロックバンド・MY FIRST STORYのHiro(27)らとディズニーランドでのグループデートを楽しんでいたと報じられています。さらに報道によると山本さんはHiroらを都内まで送り届けた後、彼女の愛犬を連れた伊藤健太郎と合流したというのです」(週刊誌記者)
“本格復帰” 映画に寄せられる高い評価、そして世間をあっと驚かせた “復縁説” ……。2022年は、伊藤にとって公私ともに“好発進”の年になるだろうか。
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