8月15日、女優の水野真紀がブログを更新。《さて。齢52歳、保育士試験に合格致しました》と報告した。
水野は、東洋英和女学院短大で英米文学を学び卒業。48歳だった2018年4月に、聖心女子大の教育学科2年に編入学した。4年次に教育実習をおこない、2021年4月に卒業した際は、幼稚園教諭一種の免許を取得していた。
ブログでは、合格通知の画像をアップし、《幼稚園教諭免許取得のための学びと重なるところが多々ありましたので、まっさらな状態から勉強された方に比べると随分楽をさせて頂いたような気が致します。幼稚園教諭免許を持っておりますと実技試験が免除されるんだYO!》とユーモアたっぷりに報告。
そのうえで、《申し込みから試験日までの間『52年生きてきたけどワタクシという人間は大した成長はしていないのでは!?』と何度思ったことでしょう。そんなことも含めて来週から保育士試験合格に至るまでの珍道中? 道のりを記してみたいと思います そんなにカッコ良いモンではございませんが何かの参考になれば、、、。》と、保育士試験に合格した心境を記した。
水野は、2022年7月27日に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、30年ぶりの大学生活と、幼稚園教諭一種の免許を取得したことについて語っていた。
幼稚園での教育実習では、「実習日誌」を書くことがたいへんで「家に帰って(家事などが)ひととおり終わった夜に書き出すので、睡眠時間は平均3時間、切ってた」と、美しい文字で手書きされた日誌も披露していた。
さらに当時、月に4回、ボランティアで幼稚園へ手伝いに行っており「人の成長過程を見るのって楽しい。先々は、働くお母さんのお手伝いになるようなことができたらいいな、と考えています」と、保育士試験も受験して、結果待ちだと話していた。
そして今回、みごとに保育士試験に合格したわけだ。52歳で見せた水野の向上心に、ネット上では称賛の声があがった。
《おめでとうございます。素晴らしい挑戦です。このような生き方ができる人は憧れます》
《この方の、若づくりをしないところが好き。自然に、清潔感を保ちつつ過ごされているイメージ》
《テレビで観ていても、自然な感じだし、変な受け狙いや上から目線もなく、非常に観ていて安心出来る。勉学への熱意、是非とも見習いたい》
本誌は2018年4月に、水野が聖心女子大学に通う姿を目撃していた。同じキャンパスに通っていた女子大生は
「授業で使われていない教室の窓際に座って、3時間ほど勉強していた」
と、水野の勉強熱心な姿について語っている。
また校内での水野の様子は、初々しいものだった。
「この日は健康診断があって、キャンパスに学生がいっぱいいました。でも、水野さんに声をかけるコはいませんでしたね。キャンパスに慣れていないからか、教室の場所を廊下の案内板で確認したり、廊下の壁に貼ってあるポスターを見て熱心にメモを取ったりしていましたよ」(別の女子学生)
水野といえば、2004年に後藤田正純衆議院議員と結婚し、翌年に長男を出産。教育ママぶりが有名だった。
「2018年に中学校に入学した息子の受験が控えた1月から3月は、レギュラーの仕事以外は入れないようにしていたと聞く。合格祈願のお守りを、ロケや公演で赴く先々で買っていた」(芸能関係者)
通学中の彼女に、大学で学ぶ決意を聞くと「事務所を通してください」とだけ言い、足早に立ち去った。所属事務所は、「プライベートはまかせています。学業を今後の仕事に生かしてもらえれば」と、本誌の取材に答えた。
水野は入学に際し、「大変なのは覚悟のうえ。朝は息子の弁当を作り、講義の空き時間に夕飯を考える」と語っていた。
子育てをしながら向上心を止めない姿に、感服するばかりだ。
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