6月7日、大麻取締法違反で起訴された元KAT-TUNの田口淳之介被告が保釈された。弁護人が6月6日に保釈請求し、保証金は300万円だという。19時20分頃、湾岸署正面玄関に姿を現した田口被告は、謝罪の言葉を述べた後、地面に頭を付けて土下座した。
「このたびは、私が起こした事件で、みなさまにご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。ファンのみなさま、関係者のみなさまに多大なるご迷惑をかけてしまいました。金輪際、大麻などの違法薬物、そして、犯罪に手を染めないことをここに誓います。
しばらくの間、私自身の芸能活動を休止しますが、しっかりと更正し、罪を償い、1日でも早くみなさまのご信頼を取り戻すべく、必死に生きて参ります。
どうかこれからもみなさまからのご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」
その後、突如地面に頭をつけ、およそ20秒もの間、土下座をした。芸能人の土下座は珍しく、周囲の報道陣が一瞬ざわついたほど。
しかし、田口が立ち去ると「演技っぽくて嘘くさいな」と失笑の声も聞こえてきた。謝罪の意を大げさに表そうとしたことが、かえって逆効果になってしまったかもしれない。
ツイッター上でも、「昔から田口の空気読めない感苦手だったけど、土下座はわりと引く。土下座すればいいってもんじゃないような」「これは演出しすぎ」「こんな所で土下座するくらいなら、なんでみんなに反対された時に、引き返せなかったんだよ…」と、田口に対して非難の声があふれていた。
一方、田口と同時に逮捕された女優・小嶺麗奈被告は裏口から車で湾岸署を出発し、報道陣には “無言” を貫いた。2人は当面、別々の場所で生活することを義務付けられ、裁判も別で審理される。
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