夫・近田優司氏(47・仮名)の相次ぐトラブルで、女優・南野陽子(51)は「離婚秒読み」段階に−−。
「周囲の人間は以前から『早く離婚したほうがいい』とアドバイスしてきた。さすがに所属事務所も、離婚をすすめるでしょう」(番組制作スタッフ)
2011年に結婚した2人の夫婦関係は、おおむね良好だったとみられる。
「一度、近田氏の自宅に招かれたことがある。玄関を入ると南野さんがいて『本物だ』と驚きました。20畳ほどのリビングに通されましたが、きれいに整理整頓されていました」(埼玉のクリニック元院長)
南野は近田氏のことを「○○ちゃん」と、下の名前を “ちゃん付け” で呼び、夫とともに、銀座のクリニックから帰宅することもあった。
だが、結婚4年後の2015年、近田氏と銀座のクラブママとの不倫関係が発覚したとき、南野は激しく怒ったという。
「自宅のテーブルで、近田氏が左手を置くと、南野さんがボールペンで刺した。翌日、近田氏は左手の甲に絆創膏を貼ってきて『昨日やられたんだよ』と話していました。顎にパンチも食らったそうです」(赤坂のクリニック関係者)
本誌が2018年に報じた、東京・赤坂と埼玉県のクリニック2つを舞台とした、近田氏による横領疑惑。2月末には『週刊文春』が、また別の銀座のクリニックについて、同様の疑惑を報じた。さらに、30代男性運転手への暴行容疑も本誌は報じてきた。
本誌先週号で、南野はコメントを寄せている。
〈記事や質問を受けて、本当に驚き、胸が押しつぶされる想いです。(中略)本当に申し訳ございません〉
夫の問題に対して、初めて答えた南野だが、これまで彼女の存在が、近田氏に信用を与えてきたのだ。そのことを示すような書類が存在していた。
2016年8月に、近田氏が知人の会社から1億5000万円の借り入れをした際の「金銭消費貸借契約等公正証書」。そこには、連帯保証人になった医療法人の社員として、南野の本名が記載されていた。
この医療法人は、実質的に近田氏が運営していた法人で、近田氏本人も社員として記載されている。ちなみに医療法人の社員は、企業でいう株主と同じ立場だ。
この件について、南野本人が所属事務所を通じて、再び本誌にコメントを寄せた。
〈夫の仕事上の問題について、私にはわからないことが多く、現在法律の専門家に相談しております〉
近田氏本人はテレビで、『週刊文春』の記事を「デタラメ」と反論するなど、強気の発言をしている。あらためて、本誌は携帯に連絡したが、本人からの返信はなかった。近田氏はかつて、都内の病院関係者にこう、うそぶいていたという。
「週刊誌の記事は、事実が1割で噓が9割だから、気にする必要はない」
赤坂のクリニック関係者が言う。
「私たちは、南野さんの責任を問うつもりはありません」
こんな声があるうちに、南野には、「事実と噓」に気づいてほしい。
(週刊FLASH 2019年3月26日号)
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