本誌が2020年4月に取材した際の「愛地球党」の集合写真。前列右端が小澤頼仁氏、左端が竹中氏
「自室に帰ると、勝手に鍵を変えられていたんです。業者に頼んで開けてもらうと、部屋が物色され、私が知人から預かっていた38万円の現金が入った封筒6通と印鑑が盗まれていました。この部屋の合鍵を持っているのは、一人しかいないのですが……」
「私は、いつでも仕事ができるように、会社内の一室を私個人の居住スペースとして利用していました。2020年の7月に、頼仁氏の女性関係があまりに乱れていたので、注意をしたんです。
「その場ですぐ警察を呼び、窃盗事件として被害届を出しました。愛知県警は被害届を受理し、現場検証をするため、『部屋の鍵を開けてほしい』と頼仁氏に要請しました。しかし、鍵を持つ頼仁氏は2カ月近く拒否し続け、現場検証ができたのは9月のことでした」
「現場検証が始まった当初は、『封筒など知らない』と頼仁氏は言っていました。しかし、私が封筒の見た目や保管場所を警察に詳しく説明すると、頼仁氏は『その封筒なら持っている』と言いだし、4通の封筒を出してきました。でも、中に入っていたのは小銭だけ。残る2通の封筒と印鑑は、発見されていません」(竹中氏)
「当日、君子専務は、我々の前に仁王立ち。『息子が盗みをやるはずない』と、かなりの剣幕でしたね」(竹中氏)
「警察は、竹中氏の被害届を受理したうえで、現場検証をおこなっています。つまり警察は、この件を窃盗被疑事件として認識しているということです。今後は関係者の事情聴取といった捜査がおこなわれることになるでしょう」
「記者さん、竹中さんは、元からなかったものを『盗まれた』と主張しているのです。名誉毀損ですよ。警察も、むしろ困っているでしょう」
「私は頼仁氏の理想を信じて、2年半、誠心誠意勤めてきました。それがこんな結果になるとは、残念でなりません」
(週刊FLASH 2020年9月26日・10月6日号)