アウトドアメーカーのスノーピーク(Snow Peak)が、3月27日付で代表取締役社長を交代する。現社長の山井太氏は会長となり、現代表取締役副社長の山井梨沙氏が後任を務める。スノーピークは会長、社長、副社長による経営体制に移行することで、将来の持続的な成長に向けて経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制の構築と経営基盤の強化を図るという。
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創業者の長男である太氏は、1986年にスノーピークの前身であるヤマコウに入社し、1996年から現職。昨年からオレゴン州ポートランドに拠点を移し、米国事業のスケールアップに取り組んでいる。
新社長に就任する梨沙氏は創業家3代目で、現在32歳。文化ファッション大学院大学でファッションデザインを学び、国内のウィメンズブランドで働いた後、2012年にスノーピークに入社した。スノーピークではアパレル事業を立ち上げ、新規事業を含む企画開発全体の責任者として同社の成長を牽引した。
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