『きみが心に棲みついた』(天堂きりん/祥伝社)
2018年1月16日(火)からドラマ「きみが心に棲みついた」がスタートした。天堂きりんの同名コミックスを原作とした同作は、「クズっぷりがめちゃくちゃ怖いけど、そんな星名さんに魅了されてる…」「星名役に向井理はずるい!」と第1話から注目を集めているようだ。
同作は、自己評価が極めて低いがために他人の前で挙動不審になってしまう主人公・小川今日子(通称:キョドコ)が、2人の対照的な魅力を持つ男性の間で揺れ動く様を描いたラブストーリー。キョドコ役を吉岡里帆、厳しさの中にも優しさあふれる“熱い男”吉崎を桐谷健太、見た目は好青年だが裏に加虐的な顔を持つ“冷酷な男”星名を向井理が演じている。
第1話では自分を変えたいキョドコが、「この人なら自分を変えてくれるのではないか」と合コンで出会った吉崎に猛アタック。吉崎と触れ合う中で前向きに変わろうという気持ちが芽生えるキョドコだったが、そんなある日、大学時代にキョドコをひどく傷つけた男・星名と再会する。
久しぶりにキョドコと再会した星名は、会社では好青年として振る舞いながらも、エレベーターの中でキョドコにバックハグをしたり、社内電話で私用の電話をかけてきたりと好き放題。しかもキョドコが星名に逆らうと、「お前本気で俺から離れられると思ってるの?」とキョドコが身につけているストールを鷲掴みにして、机に叩きつけるのだった。
好青年な面とサイコパスな面を演じ分ける向井に、視聴者からは「向井理の爽やか笑顔が一転して悪魔の顔になる。目の演技がすごい」「私も向井理に狂気的なレベルで付きまとわれたい」「めちゃくちゃゲスな役なのに、向井理が演じてるだけで許せてしまう…」といった声が続出。
第1話のラストでは、吉崎といい雰囲気になったキョドコが、星名が率いるプロジェクトチームに抜擢される。キョドコ、星名、吉崎の三角関係は、いったいどんな風に変化していくのか。次回も見逃せない展開になりそうだ。
■ドラマ「きみが心に棲みついた」
原作:天堂きりん
出演:吉岡里帆、桐谷健太、向井理
公式サイト:http://www.tbs.co.jp/kimisumi/