アナベル人形を知っていますか?
呪いの人形として知られるアナベル人形。映画 死霊館シリーズでおなじみですが、本物は映画よりもっと「可愛く」て、そこがさらに不気味。
映画に登場する人形とは違い、本物のアナベル人形は見た目もかわいいラガディ・アン人形。
ラガディ・アンは、絵本『ラガディ・アン・ストーリーズ』に登場する人気のキャラクター。
映画(右)では大きなガラスケースに収めされているが、本物(左)は前面がガラスの木箱に収められている。
映画と同様に「絶対に箱を開けないでください」という注意書きがあり、
デビルのタロットカードもある。
本物のアナベル人形が展示されるウォーレン・オカルト博物館では、人形に近づくと奇妙な教会音楽と共に人形をライトアップする仕掛けがある。
この博物館には、超常現象研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻のコレクションが数多く収められている。
注意書きを無視し、アナベル人形のケースを叩いた男性は、その後まもなくバイク事故で死亡。
悪魔よりも神の力の方が偉大であるとし、アナベル人形を放り投げた神父は、その帰り道にトラックとの大事故に巻き込まれた。
神父は一命をとりとめたが、事故の直前バックミラーに人形が映ったと証言している。
アナベル人形が展示されている部屋は定期的にお祓いがおこなわれている。
ロレイン・ウォーレンは、「多くの人に、これで災いがもたらされた」として、決してアナベル人形の目を見つめることはなかったという。
夫妻は娘のジュディにも「ぜったいに目を見ちゃダメ」と厳しく言っていた。理由は、人形に認識されないため。
アナベル人形に取り付いている霊は、「体を必要としている」とロレインが語ったことがあった。
「気持ちが弱いと、取り込まれるわよ」とも。
ウォーレン夫妻の弟子であり義理の息子であるトニー曰く、ウォーレン・コレクションの中で最も彼が恐れているのはアナベル人形。
1970年、母親が娘のドナにプレゼントしたのがアナベル人形。しかし、その後まもなく、ドナは家の中で奇妙な現象に気づいた。
アナベル人形の腕には、ドナがあげたと思われるブレスレットが。
ドナにとって、アナベル人形は小さなお友達でした。
100万ドルでアナベル人形を買いたいという申し出があったことも。
これを聞いたトニーは「人形を世に放つのは無責任かつ無謀すぎる」として拒否した。
ちなみに、死霊館スピンオフのアナベルシリーズ最新作『アナベル 死霊博物館』は今年公開(日本公開は9月予定)だ。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan