1月30日時点のシカゴ市内。
アメリカ中西部を大寒波が襲っている。シカゴのこれまでの過去最低気温は氷点下27度。しかし、1月30日の夜にも氷点下30度に達する可能性があり、この記録は更新される見込みだ。
そんな中、現れた幻想的な風景に人々は魅了されている。
2018年に点火された際の写真。
これはシカゴ市内の交通システムの1つメトラで、スイッチポイントの雪や凍結による動作不良を防ぐために行われている。シカゴでは1月31日の夕方まで氷点下の気温が続くと見られている。
写真で見ると線路そのものに火が燃え移っているように見えるが、正確には線路と隣接した部分設置されている「融雪カンテラ」に火が灯っているとメトラの広報担当者はBuzzFeed Newsの取材に答えた。
線路の脇にガスによる点火システムが設置されており、その火がスイッチポイントの凍結を防ぐ仕組みだ。
2018年に点火された際の写真。
CNNなど報道各社も上空からこの光景を報道した。
「シカゴはどれくらい寒いの?って聞かれたら、とりあえずこの動画を見せる」という人も。
この記事は英語から翻訳・編集しました。
翻訳:千葉雄登