オープンソースのハードウェアプメーカーDFRobotが開発した、AIビジョンセンサー「HUSKYLENS」。
認識、オブジェクト認識、オブジェクトトラッキング、ライン追跡、色検出、タグ検出機能を備えており、本体のボタンを押すだけで、対象を学習させることができる。
また、ボタンを押し続けながら、さまざまな角度や範囲で対象を捉えることで、認識精度を上げられるお手軽仕様なのも魅力。2.0インチディスプレイが搭載されているため、PCに接続することなく、これらの作業ができる。
Raspberry Pi、Arduino、LattePanda、micro:bitなど、いくつかのシングルボードコンピューターとUARTポートを通して接続可能。ユーザーはほとんどすべてのプロジェクトにカメラを統合できる。
ロボットアームとカメラの組み合わせに、HUSKYLENSを追加すれば、対象を自動追尾するカメラシステムの完成だ。
現在、Kickstarterでクラウドファンディングを実施中。
カメラ性能が2メガピクセルのスタンダード版が39カナダドル(約3,200円)。
5メガピクセルのエンハンス版が65カナダドル(約5,300円)から入手可能だ。
プロジェクトが成功すれば、2019年11月に発送される予定。
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機械学習を学ばなくても、手軽にAIの力を活用できる時代になりそうだ。
DFRobot