キュートさとおしゃれ感が出るベビーバングの髪型を『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルからご紹介します。
ベビーバングとは?
トレンドのベビーバングとは、眉上の斜めバングのこと。
ベビーバングの【切り方】
- 前髪のいちばん短い所を眉上2cmに設定
- 毛先を間引くようにアシメトリーにカット
- 逆サイドは耳につなぐようなめらかにカット
担当サロン:Un ami omotesando 津村佳奈さん
初出:ミディアムなら、毛先に大きめワンカールが大人っぽくハマる
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「ショート」のベビーバングヘア【5選】
【1】ふんわり質感のベビーバングショート
【how to スタイリング】
- フェースラインの髪の内側だけを両耳にかけ、トップをくしゅっと持ち上げる。
- ペタッとしがちなショートスタイルにふんわりボリュームをプラス。
完成。柔らかピュアな好感度ショート。
初出:柔らかピュアな好感度ショート
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【2】大人のベビーバングショート
【how to スタイリング】
STEP1:ドライヤーの熱とブラシで前髪を押さえつける
前髪の浮きを抑えて、ペッタリさせるのがポイント。水スプレーを使って前髪を根元からしっかりぬらした後、ブラシでやや斜めに毛流れを作りながら押さえつけ、上からドライヤーを当ててしっかり乾かして。
STEP2:ややセット力のあるワックスを使って毛束感を作る
ギザギザとした存在感のある毛束が作れる、やや固めのファイバーワックスを用意。親指と人さし指になじませたら、毛束をラフにつまんで中間から毛先につける。斜め下へ軽く引っ張りながらつけ、ボリュームも抑えて。
完成。
初出:短め流し前髪で大人かわいいピュアガール
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【3】斜め前髪のナチュラルショート
【how to ベース&カラー】
- ベースは前下がりのグラデーションボブでカット。前下がりを強調するとクールなイメージを与えるので傾斜は緩やかにして、顔まわりの角を削って丸くやわらかい印象に。
- 前髪は流しも下ろしも2WAYを楽しめる、眉が見え隠れする長さにカット。
- カラーは8レベルのウォームブラウン。ツヤ感がある暖色系で、伸びた時も根元が気にならない明度と色味。
【how to スタイリング】
- ドライヤーで乾かし、ヘアオイルを付けたら完成の時短ヘア。ウェットな質感がシャレ感をプラスするので、オイルは必須。
- スタイリングはオイルを手に取りまず毛先に、そして手に残っているものを表面に、前髪は毛先のみに塗布。髪質によっては表面にストレートアイロンを使って、ツヤとまとまり感をアップさせても。
担当サロン:MINX 銀座中央通り店(ミンクス ギンザチュウオウドオリテン) 山口アリサさん
初出:時短&簡単スタイリングのショートボブは、ウェット質感で今っぽ見せ!
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【4】丸みシルエットのベビーバングショート
【how to“ベース&カラー”】
- 顔周りはリップラインよりも長めの前上がりショートベース。
- バックは丸みが出るように長さを残し、襟足はタイトにして丸みを強調。輪郭を包みやすくするため、もみあげより前の毛束にレイヤーを。さらにふわとしたひし形シルエットを作りやすくするため、ハチ上にもレイヤーを入れる。
- 前髪は目にかかる長さでカットし、サイドは自然に繋げて。
- カラーは8トーンのブルーアッシュにフォギーベージュを入れて、赤みを消しつつ柔らかな色味に。
【how to“スタイリング”】
- 顔周りの左右の毛束が内巻き、外ハネと、違った方向に流れやすい人は乾かし方に注意。つむじの毛流れにより外ハネになる側が出てくるので、外ハネになる毛束は乾かすとき、必ず根元をしっかり前に引き出しながら乾かして。根元の毛流れのクセを取ってあげると、自然と内巻きに流れやすい。
- 乾かしたら26mmのアイロンを毛束の中間から挟み、全体の毛先を軽く内巻きに。レイヤーが入っているので毛先に動きが出やすく、自然とひし形シルエットが作れる。
- ラフな質感がおしゃれなのでスタイリング剤はなくてOK。気になる輪郭をカバーしつつ確実に小顔を狙える、こなれ感のある大人ショート!
担当サロン:AFLOAT D’L (アフロート ディル) 須藤直矢さん
初出:絶対小顔に見せたいなら、前髪あり×顔周り長めの“ひし形ショート”!
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【5】オン眉バング×パーマのピュアショート
【how to“ベース&カラー”】
- 顔まわりをエラが隠れる長さで前下がりのショートボブにカット。重さのポイントを低めにして、丸みのあるシルエットにすることが今っぽさの鍵に。
- 前髪は、眉上でぱっつんラインが残るように切る。ややワイドにすると耳にかけた時のバランスがよく、シースルーにもしやすくなる。
- カラーは8レベルのオレンジベージュに。日本人の肌色によく似合う暖色で、血色アップの効果あり。また、ベージュをプラスしているので柔らかさと抜け感のある仕上がりになっている。
【how to“パーマ&スタイリング”】
- パーマは23~17mmのロッドを使い、毛先を1カール巻いてボディパーマをかける。
- スタイリングは、クリームタイプの軽めのワックスを全体にしっかり揉み込む。襟足は首に沿わせるようにし、最後に手に残っているワックスを前髪に塗布したら完成。より動きを出したい場合、8割ほど乾かして毛先が少し湿った状態でワックスをつけると◎。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 村上由希菜さん
初出:パーマでアレンジも思いのまま!オン眉バングの旬顔ショートボブ
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「ボブ」のベビーバングヘア【4選】
【1】小顔が叶うベビーバングボブ
【how to ベース&スタイリング】
- 眉上でスライドカットし前髪を流しやすく整える。
- さらに切りっ放しのざっくり感が出るよう毛先をカットし、カジュアルさを強調。
- 前髪と顔周りをつなげるよう前上がりにカットすると、顔が包み込まれて自然な小顔効果も狙える。
担当サロン:Cocoon ACOさん
初出:顔を縁どるカービィフォルムで小顔も立体感も!
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【2】オン眉バングのカジュアルボブ
【how to ベース&カラー】
- 肩上でカットし、サイドのハチ上からバックにかけてレイヤーを入れます。顔周りも頬ラインからしっかりレイヤーを。
- 裾には入れず重たさを残すのが、今っぽいレイヤースタイルの鉄則。
- 前髪は眉上で薄めにカットしてから、パッツンにならないように隙間を作るセニングカットで毛量調整する。
- カラーはしっとりツヤの出る7トーンのピンクバイオレット。アッシュなど寒色にせず暖色にすることで、カジュアルなボブでも落ち着いた印象に。
【how to スタイリング】
- 濡れた状態の短め前髪はすぐ乾きやすく根元が立ちやすいので、自然なクセがつく前に、ドライヤーで根元をつぶすようにしっかり乾かす。
- 28mmのアイロンで、裾の毛束を少量ずつ取りなら外ハネに。さらにレイヤーを入れたサイドやバック表面の毛束を真上に引き上げ外ハネをプラス。
- 毛先がパサついて見えないよう毛先にバームをもみ込み、前髪の毛先にも少量もみ込んで。前髪を目の粗いコームでとかすし程よい隙間を作れば完成。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 横井七恵さん
初出:流行の外ハネボブは“短め前髪×レイヤーボブ”で、パッと見おしゃれ美人にブラッシュアップ!
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【3】ワイドなオン眉前髪のおしゃれロブ
【how to ベース&カラー】
- 鎖骨の長さでワンレングスにカットし、頭のハチより上にレイヤーを入れて今っぽい軽さを演出。
- スタイルのポイントである前髪は、パツンとしたライン感を残しながらワイドにカット。ワイドバングは、ロブとベストバランスなのでおしゃれ感もアップ。
- カラーは、7レベルの透明感のあるフォギーベージュをセレクト。やや青みがかったベージュで、柔らかさとツヤ感を兼ね備えたカラー。
【how to スタイリング】
- ドライをしたら、26mmのアイロンで外ハネをして、頭のハチより上の髪は内巻きにワンカールするだけの簡単スタイリング。前髪はアイロンなしでOK。
- スタイリング剤は、バームを“小指の爪”くらいの少量を手に取り、手のひら全体にしっかり伸ばす。この時、指の間にも伸ばすイメージで。毛先を中心に馴染ませ、束感を整えたら完成。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
初出:ワイドなオン眉前髪はマスクと好相性!丸顔もカバーするおしゃれロブ
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【4】ハイライトで個性をプラス!オン眉バングのボブ
【how to ベース&カラー】
- ベースをアゴ下でワンレングスにカット。表面に少しだけレイヤーを入れる。短めレングスは小顔効果があり、お手入れが楽チンなのも嬉しい。
- 眉毛上でパッツン前髪にカット。
- 全体のカラーは6レベルのブルーアッシュに。ブルーアッシュは、しっかりとした色味で色持ちがよく、透明感が魅力。さらに、前髪と顔まわりにハイライト入れ、おしゃれ感のある仕上がりに。
【how to スタイリング】
- スタイリングはとっても簡単!内巻きになるようにカットされているので、ドライ後、32mmのアイロンでワンカール巻いて、スタイリング剤をつけるだけ。
- スタイリング剤はさらっとした質感のクリームバターがおすすめ。中間から毛先につけ、手に残ったものを前髪につけるとちょうどいいシースルー感に。耳掛けするとハイライトのニュアンスが絶妙にかわいい。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
初出:マスクとヘアのいい関係!思い切った”オン眉バング”ならコンサバボブに飽きた人にピッタリ
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「ミディアム」のベビーバングヘア【3選】
【1】ベビーバングのウルフミディ
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを鎖骨下くらいの長さに設定し、前上がりでカット。スタイルのポイントとなるレイヤーは、襟足の重さが残るようにトップからしっかり入れる。
- 前髪は直線ラインがでるように眉上の短い長さでカットし、重めの仕上がりにする。
- カラーリングは、モード感を演出するためダークブラウンに染める。暗過ぎず、クールな雰囲気に。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、19mmのアイロンで毛先を外ハネにする。外ハネだけでもOKですがさらに髪の遊びが欲しい時は、内巻き&外巻きをミックスさせた波ウェーブにしても。顔まわりは、内と外をランダムに巻いて。
- 最後に、ふんわりとした仕上がりになるクリームバースを手にしっかり馴染ませたら、ポニーテールを結ぶイメージで根元から空気を入れながら塗布。
- 前髪はバームとオイルを混ぜ、かき上げるように付ける。自然におろしてから、束感と透け感を整えたら完成。
担当サロン:MINX 銀座店 高橋里奈さん
初出:今年顔のウルフヘアでモードに決める! 短めバングの華やかミディ
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【2】ベビーバングのハイレイヤーミディ
【how to“ベース&カラー”】
- 毛先の厚みを残したミディアムレイヤーは、内巻きでも、外ハネでもどちらでも楽しめる鎖骨下のレングス。耳下にはレイヤーを入れず、表面のみにしっかりレイヤーを入れているので、毛先の重さを残しながら、軽さ&動きのあるスタイル。
- カラーは、10トーンのシナモンベージュで明るめに。髪にツヤ感をプラスし、肌色をぱっと明るく見せてくれる色味。
【how to“スタイリング”】
- スタイリングが楽なのが嬉しいポイント。髪を乾かしたら、32mmのアイロンで毛先をワンカール。レイヤーがたっぷり入っているので、サイド3段、バック4段に分けて巻くようにすると上手くいく。
- また、内巻き&外巻きをミックスさせることでランダムな動きを演出。
- 。ややセット力のあるシアバター系のワックスを毛先から中間まで、髪をほぐしながら塗布。ふわりと空気を含ませるようにシルエットを整えたら完成。
担当サロン:MINX 青山店(ミンクス アオヤマテン) 清水豊さん
初出:流し前髪×たっぷりレイヤーで、動きのある大人の”こなれミディ”は春夏におすすめ!
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【3】オン眉バング×ふんわり仕上げのミディアム
【how to“ベース&カラー”】
- ベースカットは鎖骨下のワンレングスに。レイヤーを少し入れ、ほどよい軽さのある表情をつくる。レイヤーを入れすぎないことがまとまるポイント。
- 前髪は、眉ギリギリの長さでシースルーにカット。
- カラーは、7レベルのフォギーベージュをチョイス。赤みを打ち消しつつ、アッシュのようなくすみ感がなく退色してもキレイな色をキープできる。
【how to“スタイリング”】
- ドライ後、32mmのアイロンで外ハネに。ハチ上の髪は内巻きに巻く。
- スタイリング剤をつけ過ぎるとナチュラル感が損なわれるので、“小指の爪”くらいの量のクリームバターを手に取り、指の間までしっかり馴染むよう伸ばす。
- 顔まわりから後ろに向かって手ぐしを通す→襟足→表面を後ろに流す→前髪、の順番で塗布。ナチュラルに仕上げたいからといって、何もつけないのはNG。旬の質感をつくるスタイリング剤で仕上げて。
担当サロン:GARDEN aoyama (ガーデンアオヤマ) 豊田楓さん
初出:自宅でも再現度高めヘア!マスク時でも顔まわり明るめ…ふんわり仕上げのミディアム
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「ロング」のベビーバングヘア【2選】
【1】ベビーバングのナチュラルストレート
【how toカット】
シースルーバングとは打って変わり、厚みのあるザクザクバングが新鮮。左右どちらかがナチュラルに眉上になるようカットした後、ドライの状態で内側からのスライドカットで束感を出やすくする。
担当サロン:apish jeno 堀江昌樹さん
初出:ナチュラルストレート×ザクッとバングの曖昧バランスが魅力
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【2】ベビーバング風のゆるふわロング
【how to“ベース&カラー”】
- ベースを胸上の長さでワンレングスにカット。顔まわりトップにレイヤーを入れ、顔まわりは独立したレイヤーに。
- 前髪は奥行きを狭めに取り、眉毛が隠れる長さでカットし、透けバングに仕上げる。
- カラーは10レベルのベージュに。ベージュは赤みがなく、透明感のある色味で、肌の色、ファッション、メイクを問わずどんな人でも似合う優秀カラー。また、肌色をキレイに見せるメリットも。
【how to“スタイリング”】
- 根元から乾かし、特に、トップはドライヤーの風がランダムに当たるようにふわっと仕上げる、このひと手間でスタイリングが決まる。
- 乾いたら32mmのカールアイロンで毛先を内巻きでワンカール。表面のみランダムに中間をフォワード&リバースに巻いて、動きのあるスタイルに。
- 前髪は26mmのアイロンで、毛先だけ軽く熱を当てる。
- スタイリング剤は、ミルクタイプのオイルインセラムがおすすめ。オイルより程よいセミウェット感に仕上げ、柔らかい質感とツヤをもたらします。手に馴染ませたら、中間から毛先に揉み込むように塗布すればフィニッシュ。
担当サロン:MINX 銀座五丁目店(ミンクス ギンザゴチョウメテン) 鹿野瑠璃子さん
初出:透けバングのセミロングは、計算ずくカットで小顔&おしゃれ見え!
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ベビーバングのヘアアレンジ【2選】
【1】ベビーバングのサイドねじり
- トップの毛束を取り少しずつ髪を拾いながら外側にねじる。
- 耳上でピンで固定。
完成。
初出:アシンメトリーサイドねじり
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【2】ハーフアップおだんご
\教えてくれたのは/
ヘアサロンchobbi スタイリスト
waco(わこ)さん
表参道の隠れ家的ヘアサロン『chobbi』のスタイリスト。美容師歴10目。学生時代から文化祭や習い事の発表会で友人たちのヘアアレンジを担当。お出かけからパーティアレンジまで、お任せあれ!
\How to/
STEP1:髪全体にバームとオイルを混ぜてなじませる
「髪に動きをつけやすくするために、バームとオイルを1:1で混ぜたスタイリング剤を全体になじませます。オイルだけだとバーコードのように髪が割れてしまいやすいので、ワックスを混ぜて、ツヤと毛束感を出します」(wacoさん/以下「」内同)
STEP2:ハチ上の髪をラフに取る
「ハーフアップする髪は、ハチ上部分だけにします。これで高めのハーフアップおだんごが作りやすくなるうえ、あとでサイドの髪にニュアンスをつけられ、大人っぽく仕上げられます。手ぐしを通さず、毛束を持ち上げるようにまとめるだけにすると、サラサラの髪もラフな印象に」
STEP3:毛束をヘアゴム2本で結んでおだんごに
「STEP2:でまとめた毛束を、ヘアゴムを2本まとめて使って結んでいきます。ヘアゴムを2本使いすることでしっかり留まり、おだんごがコンパクトになってバランスが良くなります。最後は毛束をヘアゴムに通しきらず、親指1本分が入る輪でおだんごに。毛先は下向きになるように留めます」
STEP4:おだんごから毛束を少しずつ引き出す
「STEP3:の結び目を片手で押さえながら、もう片方の手でおだんごの毛束を少しずつ引き出してルーズに」
STEP5:結び目にスカーフを巻きつけて
「ヘアゴムの結び目部分に、スカーフを巻きつけていきます。2重に重ねたら一度ひとつ結びをして固定し、さらにもう1周巻きつけます」
STEP6:前髪、サイド、毛先をコテで巻く
「前髪につむじがあって割れやすいので、センターの髪をしっかりと巻きます」
「サイドの毛束を外側にねじってから巻き、コテを縦にしながらぬいていきます。後ろのかみの毛先は外ハネに巻いて、動きを出します。すべて巻き終えたら、サイドの髪を少し耳にかけて、すっきりと見せます」
完成!
スカーフのアクセントと動きのある毛束感が、幼さを感じさせないハーフアップおだんごに。
リラックス感のあるスタイルで、大人な余裕を感じるカジュアルを楽しめる。
初出:顔周りの髪をすっきり♪|サラサラ髪に動きをつけて華やぐハーフアップおだんごに【美容賢者の髪コンプレックス解消vol. 109】
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