アイスショーをはじめ、バラエティ番組やスポーツ番組、最近では舞台芸術の振付を手掛けるなど、マルチに活躍しているプロフィギュアスケーターの安藤美姫さん。
仕事はもちろん、プライベートでは、一児のママとして育児に奮闘するなど、とにかく多忙な毎日を送っています。
しかし、そんな忙しい中で現役時代から全くと言ってよいほど変わらないのが、その“美しさ”!
多くの女性が憧れる美ボディはもちろん、最近はInstagramでのメイクアップ動画や美肌も話題になっています。
そこで、美的.comでは、安藤美姫さんの“美しさ”を全10回にわたり、徹底追及!その秘訣に迫ります!
モットーは「自分らしく」!安藤美姫さんの美へのこだわりとは…
――アイスショーやテレビ出演など毎日多忙な安藤さんですが、その中で美しさを保つために気を付けていることは?
美姫(以下敬称略):おかげさまで毎日充実しています。仕事もですが、現在子どもが6歳で、まだまだ手がかかる年ごろで…。
だからこそ、毎日のボディやスキンケアは、とにかく効率的で時短で行えることを実践するようにしています。…と言っても、「“時短ケア”を実践しよう!」とわざわざ決心してやるのではなく、本当に些細なこととか、今家にあるものでできることばかりですね。
フィギュアスケートでコツコツやってきたことが実になるように、美容も毎日コツコツが重要だと思っています。そういう点では、フィギュアの力が活かされているのかな(笑)
――具体的に実践している美容術はありますか?
美姫:例えば…スケートって髪をしっかり固めるんですよね。特に髪が長かった時は、大会やショーが終わった後、バリバリになっちゃうんです(笑)でも、じっくりトリートメントをする時間はない…。で、実践しているのがシャンプー&コンディショナー後にざっくりタオルドライしたら、すぐにアウトバストリートメントをつけて、タオルで巻きます。この状態でスキンケアとか、ボディケアをするんです。
髪にお風呂上がりの熱がまだ残っている状態でタオルを巻くことで、いわゆる“蒸し状態”にし、トリートメントの浸透を高めています。
さらに、タオルが水分を吸ってくれるので、その後のドライヤーの時間も短縮できちゃうという!
時間をかけたスペシャルケアではないけれど、しっとりとした髪がキープできている気がします!
――毎日コツコツケアをすることが大切なんですね!安藤さんと言えば、内側から強さを感じるような美肌も特長的ですが、どのようなスキンケアを実践しているんでしょうか?
美姫:実は、フィギュアスケート現役時代はこれと言ったスキンケアをやっていなくて…(笑)引退後の雑誌の取材で、ヘアメイクさんに「(乾燥で)肌が砂漠状態!」と言われたのをきっかけに、スキンケアを始めました。
それからはずっと、化粧水、美容液、クリームの3ステップを朝晩毎日、継続しています。
そのせいか、以前より肌トラブルは少なくなった気がします。
――安藤さんの理想の女性像って?
美姫:う~ん。老若男女関わらず、自分の意志を持っている人には憧れますね。だから私も、自分らしく、芯が強い女性でありたいと思っています。良い意味でわがままというか、貪欲というか…。
だからメイクは、流行や旬を考えるよりも、“自分ファースト”にしています!自分に似合うかとか、自分のなりたい印象の凛とした女性に見えるかとかを考えて。あっ、でも、最新コスメを見るのは好きですよ(笑)しょっちゅう開拓しています(笑)
――最後に、『美的』読者に一言メッセージをお願いします!
美姫:『美的』読者のみなさん、はじめまして!安藤美姫です。今回、初めての連載ということで緊張気味ですが、誰でも手軽にトライできたり、私ならではの美容をお届けできればと思っています!ぜひ楽しんでご覧ください!
いかがでしたか?
次回は、安藤美姫さんのメイクのポイントに迫ります!お楽しみに♪
\美姫’s DAIRY PHOTO/
昨年12月18日で32歳になりました!保育士をしている弟からバースデープレゼント♪ありがとう!THANK YOU!
【プロフィール】
安藤美姫
プロフィギュアスケーター。1987年愛知県生まれ。9歳でフィギュアスケートを始め、2002年には女性選手として初の4回転サルコウを成功させ、話題に。その後、2006年の『トリノオリンピック』、2010年の『バンクーバーオリンピック』に出場。「世界フィギュアスケート選手権」では、2度の優勝に輝いた。
2013年に引退し、その後はプロフィギュアスケーターとして、幅広く活躍している。
プライベートでは、2013年に第一子を出産。好きなキャラクターは、スヌーピー。似ているキャラクターは、スティッチ。無類の焼肉好きとしても知られている。
撮影/横山翔平(t.cube)