開幕投手に決まった先輩から刺激を受け、さらなる進化を追求する。１年目以来となる開幕ローテーション入りを確実とした横浜ＤｅＮＡの坂本裕哉投手（２４）が２１日、オンラインでの取材に応じ、「順調に調整できている。開幕してからもチームの勝ちに貢献できるような投球をしていきたい」と充実感を漂わせた。
オープン戦は３試合に登板し計１１回を無失点。左打者の内角を突こうと習得中のツーシームも効果的で、奪三振率は８・１８をマークした。「競争だけど自分がやるべきことをしっかりやり、結果を出し続けることを目標にやってきた」。オフから取り組んできた肉体改造、２段モーションへのフォーム変更などに手応えを示した。
同日は横須賀市の２軍施設「ＤＯＣＫ」で先発投手の指名練習に参加。立命大時代から尊敬する２学年上の東と顔を合わせ、「（開幕投手を）勝ち取ったからな。立命で頑張ろうぜ」と声を掛けられたという。
２年連続で４勝止まりの３年目の左腕も、その思いに応じるつもりだ。「シーズン中も毎試合、その日にできるベストの投球ができるようにやっていきたい」。ローテーションを守り抜く覚悟がのぞいた。
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