横浜DeNAのタイラー・オースティン外野手(30)が25日、オンライン取材に応じ、「今季の目標は優勝。負けるのが嫌いな性格なので、春季キャンプからしっかり調整したい」と決意を語った。
昨夏の東京五輪でも米国代表として活躍した右の大砲は、球団と新たに3年契約を締結。「(決断は)簡単なことだった。横浜は思い入れのある街。私にとってもベイスターズにとっても、有意義なものになると期待している」と笑みを浮かべた。
オフは「プロ野球選手として長く活躍するために」と、柔軟性の強化に注力。専門トレーナーの下1日2時間、週5日のペースで取り組み、「絶好調だ。体の状態も非常にいい」。口ぶりには充実感がにじむ。
昨年11月には米カリフォルニア州でのトレーニングに若手の細川を招いた。「練習メニューがフィットすると判断した」とオースティン。23歳が秘める高い潜在能力を認め、「スーパースターになれる。自信を持つきっかけになればうれしい」とエールを送る。
屈辱の最下位から頂点へ駆け上がるために不可欠なものは何か─。「一番大事なのは自信。自らのポテンシャルとチームメートを信じ、優勝できると信じることだ」
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