昨年2度の右肘手術を受けた横浜DeNAのタイラー・オースティン外野手(31)が、28日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(横須賀)で実戦復帰する見通しであることが分かった。順調なら5月中旬にも1軍に合流する予定。
米大リーグ・サイヤング賞右腕のバウアーの1軍デビューも迫っている。来日2シーズンで計48本塁打を放ったオースティンが打線に加われば、破壊力は段違い。単独首位と快走している三浦ベイスターズにとって強力なピースとなる。
今季で4年目のオースティンは昨季4月に手術後、代打で起用され、38試合で打率1割5分6厘、1本塁打、3打点。10月に再手術を受けた。今年2月に来日し、現在はフリー打撃で柵越えを連発するなど持ち味のパワーは健在。一塁の守備練習にも取り組み、強い送球も披露している。
2軍戦ではまず指名打者で数試合ほど出場後、守備も就いて1軍合流に備えるとみられる。「今季は昨年以上に優勝できるチャンスがあると思う。優勝の輪の中に入れるように復帰したい」と以前語っていたオースティン。25年ぶりの頂へ、投打の役者が間もなくそろう。
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