在宅生活では、一人の時間も取りやすく、クリエイティブ熱がより一層高まっているかもしれない。クリエイターやアーティストを目指すなら、この時期、家からプロに審査してもらえる応募企画にトライしてみてはいかがだろうか? ショートフィルム、ボーカル、写真の3つの応募企画を紹介する。
1.ショートフィルムの監督になれる!?「Directed by You ソニーと創る『60秒フィルム』」
ソニーは2020年7月10日からソニースクエア渋谷プロジェクト内で、ショートフィルムの監督体験ができる企画をスタートさせた。まるで家の中のような舞台セットがソニースクエア渋谷プロジェクト内に登場し、参加者は、ショートフィルムの監督として作品を演出し、ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 II(エクスペリア ワン マークツー)」を使って撮影する。用意されたシナリオを元に、役者にどのように演じさせるかは参加者次第で、ライティングや小道具も参加者が自ら選ぶ。
そして自宅からも監督体験が楽しめるオンライン編もスタート。「60 seconds -One room-」と題し、「トロフィー」「恩返し」「記念日」のテーマに沿って60秒のショートフィルムを、シナリオ、演出、撮影方法は自由に制作。その作品をTwitterもしくはInstagramで投稿する企画だ。動画制作のヒント動画も随時配信され、それを見ながらショートフィルムを制作していくことができる。
投稿した作品は、ソニースクエア渋谷プロジェクト内シアターで上映される。
また投稿された中から、シナリオライター、カメラマン、音楽プロデューサーそれぞれのクリエイターの目線から選ばれた作品は、渋谷モディ壁面の大型街頭ビジョン「ソニービジョン渋谷」で上映される。さらに、プロのクリエイターから直接レビューを受け、ショートフィルムについて話すワークショップに参加することができる。
ちょっとした動画撮影に興味がある人から、将来、映画監督を目指す人まで、幅広く参加できそうだ。
【募集期間】
コメディ編:2020年6月30日(火)~7月20日(月)23:59
恋愛編:8月7日(金)~終了未定
【詳細 URL】
https://www.sony.co.jp/brand/experience/square-shibuyapj/directedbyyou/online.html
2.完全遠隔オーディション!MUSIC PLANET「自宅deかんたん!!歌手デビューオーディション2020」
自宅にいながら歌手になるチャンスもある。MUSIC PLANETが、ボーカルオーディションを完全遠隔で実施中。ネットで申し込み、歌声を録音して、音声データを送信すれば応募完了だ。音声データはスマホでの録音や動画でも可能で、とても手軽に応募できる。
合格すると著名音楽プロデューサーから動画コメントがもらえる。また、音楽プロデューサーとの個人面談でオリジナル楽曲をプロデュースしてくれ、ボイストレーニングを受けられるなど、歌手デビューの道となる豪華10大特典もついてくる。
年齢制限は20歳から49歳までの男女で、参加は無料。歌手への道は、どこでもない、自宅から始まる。
【募集期間】
募集中(終了時期未定)
【詳細URL】
https://mupla-ab3.com/lp/prem_fm_2020/
3.自宅で撮影した写真を応募!オリンパス「おうちフォトコンテスト2020」
オリンパスは、自宅から応募できるフォトコンテストを開催している。
募集しているのは、デジタルカメラを用いて自宅で撮影した写真。部屋やベランダ、庭、玄関先など、自宅内または自宅の敷地内で撮影したものに限る。カメラメーカー・機種の制限はないため、外出しにくい今の時期でも応募しやすい。
自宅でどんな写真が撮るかは、腕の見せどころといえそうだ。
最優秀賞に選ばれた1名には、「OM-D E-M5 Mark III ボディー + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」が贈られ、優秀賞2名には「オンラインショップ 15%引きクーポン」、奨励賞10名には「オンラインショップ 5%引きクーポン」が贈られる。
「OM-D E-M5 Mark III ボディー + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」
自分で撮影した写真が、プロの写真家に審査してもらえるのは大きなチャンスといえそうだ。
【応募期間】
2020年5月14日(木)~2020年7月28日(火)11:00 am
※Fotopusにて応募受付。Fotopus会員登録必要(無料)
【詳細URL】
https://fotopus.com/photocon/ouchi2020/
いずれも自宅から応募できる企画。この在宅生活が続く今だからこそ、じっくりと作品を作ったり、技術を披露したりする時間も取りやすい。自分が本当に納得行く作品を作って応募しよう。
取材・文/石原亜香利