2019年は注目の機体・新シートが続々とデビュー。国内航空会社では初導入となるANA「エアバスA380」、JAL「エアバスA350」は、ともに特別塗装機で登場。さらにANAは長距離国際線に扉付きの個室型ビジネスクラスシートを導入するなど、話題に事欠かない。
今すぐにでも乗ってみたい飛行機はこの3機種!
国内初のカウチシートで予約殺到!まさに「空飛ぶホテル」
ANA エアバスA380
・導入路線/成田〜ホノルル
・座席数/520席(ファースト8席、ビジネス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミー383席)
ANAが5月24日より成田~ホノルル線に投入したA380型機「FLYING HONU」。HONU(ホヌ)とはハワイで昔から神聖な生き物とされているウミガメの意味。ハワイの「空」「海」「夕陽」をイメージしたカラフルな空飛ぶウミガメ3機のうち、現在2機を使って週10往復で運航。来年には3機体制となる計画だ。
大型モニターと新シートを導入したプレミアム機材で快適性と機能性がアップ
ANA 777-300ER
・導入路線/羽田~ロンドン
・座席数/212席(ファースト8席、ビジネス64席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー116席)
ジャンボ機(ボーイング747型機)の後継機種として世界の主要航空会社の多くが導入している主力機材で、ファーストクラスも設置。今年4月からは政府専用機もボーイング777-300型機になったことでも話題に。今後もしばらくは長距離路線の主力機として世界中の空を飛び回る。
一新されたシート&エクステリアでワンランク上の〝国内空の旅〟を満喫
JAL エアバスA350
・導入路線/羽田~福岡 ・座席数/369席(ファースト12席、クラスJ94席、普通席263席)
9月より羽田~福岡線で運航を開始し、10月27日からは羽田~新千歳線、来年2月には羽田~那覇線にも投入予定。初号機は「挑戦のレッド」、2号機は「革新のシルバー」、3号機は「エコのグリーン」とA350特別塗装機が日本の空を駆け巡る。
取材・文・撮影/鳥海高太朗