パンダ模様のおしゃれな猫、その名も「パンダ小町」ちゃん!
白猫黒猫グレー猫、キジトラ猫にハチワレ猫、三毛猫、サビ猫…
と、猫の模様は実に自由で千差万別。
そんなところも猫のチャームポイントのひとつではありますが、あなたはかつてこんなに魅力的な模様をしたネコチャンを見たことがありますか?♪
パンダ模様の「パンダ小町」ちゃん
この子の名前は「パンダ小町」ちゃん。見ての通り、片目にパンダのようなブチがあるネコチャンです。
模様も名前もとってもユニークな彼女。ハチワレでもなく、全身ブチでもなく、片目と頭の上の方と背中からしっぽにかけてだけが黒いのです。
うーん、見れば見る程おしゃれな柄をしていますね。分類としては白黒猫になるのでしょうか?鼻や肉球はベビーピンクなところもとってもキュートです!
一目見たら忘れられない、ハイセンスな白黒模様をしているパンダ小町ちゃんなのでした。
パンダ小町ちゃんとねくすちゃん
現在3歳のパンダ小町ちゃんは、おだやかな性格で食べることが大好きです。朝は自動給餌機からご飯が出てくるのを1時間も前から座って待ち構えているのだとか。
同居猫の「ねくす」ちゃんはやんちゃ盛りな1歳で、美形な茶トラ女子です。遊ぶことが好きで、ボールを投げるとくわえて持ってくるというワンコのような変わった特技を持っています。
さらにねくすちゃん、実は座り方も少し変わっていて…
なんと体育座り(風)をするんです!
手を開きすぎているせいなのか、まるでひざを曲げて座っているように見えるこのポーズ。本猫は至って普通に座っているつもりなのがまたカワイイですね(笑)
美形とのギャップがすごいとぼけたキャラのねくすちゃんなのでした。
2匹の保護猫
パンダ小町ちゃんとねくすちゃんの飼い主さんはイラストレーターのMIMOEさん。インスタグラムで2匹の日常の様子をアップされています。
パンダ小町ちゃんは、熱海を基盤に猫の保護や譲渡活動を行っている「NPOくすのき」出身の元保護猫です。いつか猫を飼いたいと考えていたMIMOEさんは、HPでパンダ小町ちゃんの里親募集記事を見かけ、彼女に会うために東京で行われた譲渡会へ足を運びました。
名前の由来は保護されていた時に「パンダちゃん」と呼ばれていたこと。それに、女の子らしい「小町」を足して「パンダ小町」になったのだとか。
ちょっとおちょぼ口なところも、ほんのり平安時代の女性を思わせる前髪?も、名前のイメージにぴったりですね。
一方、ねくすちゃんとの出会いは偶然のものでした。
1年ほど前の寒い季節、近所を歩いていたMIMOEさんは小さな鳴き声がすることに気がつき、薄暗い植木の陰に仔猫がいるのを見つけました。周りには親兄妹も見当たらず、このままでは凍えてしまうのではと思い一先ず連れ帰って保護することに。
しかし、家にはパンダ小町ちゃんがいます。保護した仔猫を家族としてお迎えするには、彼女に受け入れてもらえるかという葛藤がありました。
病院での検査やワクチンを済ませ、初対面を果たした2匹。しばらくは仔猫パワー爆発のねくすちゃんに警戒していたパンダ小町ちゃんでしたが…
2週間も立つ頃にはこの通り。無事に2匹の猫団子がみられるようになり、MIMOEさんはほっと一安心したということです。
突然の同居からはじまった女子猫コンビの関係ですが、大人になった今ではベッタリ仲良しというわけではなく割と自立しています。
パンダ小町ちゃんがよくねくすちゃんのことを毛づくろいしてあげるので、MIMOEさんはその光景を見るのが好きなのだそう。
ただ、なぜだか頭ばかりを集中して舐めるせいで…
こんな風に素敵な無造作ヘアーにセットされてしまっていることもしばしばあるのだとか(笑)
まぁ、それも仲が良い証ということ!毎日ほのぼの幸せに暮らす元保護猫2匹なのでした。
ファニーフェイスがチャーミングな猫・パンダ小町ちゃんと、同居猫のねくすちゃんをご紹介しました。
pandakomachiさんのインスタグラム
https://www.instagram.com/pandakomachi/
熱海NPOくすのきさんのHP
https://npo-kusunoki.life/
取材・文/黒岩ヨシコ(PETomorrow編集部)
Go To PETomorrow!! 人間の心揺さぶる犬猫記事はPETomorrow
https://petomorrow.jp