先週はmineoがiPhone 5sでの動作確認を公表。また、IFAで国内でもSIMフリースマホとして発売される可能性があるスマホが次々発表されている。
1年、2年越しに、ついにmineoのauプランで iPhone 5sの動作が確認される
au MVNOのSIMとau版/SIMフリー版iPhoneの組み合わせは、iOS 7までは利用できたが、iOS 8以降ではデータ通信ができないという問題が発生していた。その後、昨年7月のIIJのエンジニアによるブログ記事をキッカケにiPhone 6以降では動作可能になったが、iPhone 5sでは使えない状態のままだった。
しかしここに来て、mineoはau網を利用するAプランのSIMとau版/SIMフリー版iPhone 5s/5c(iOS 9.3.5)との組み合わせでの動作を確認。動作に必要な接続プロファイルを公開している。動作確認までの取り組みについては、コミュニティーサイトの「マイネ王」に詳しく記述されているが、au網側になんらかの変更があったと推測しているとのこと。
なお、同じau MVNOの「UQ mobile」では、iPhone 5sの販売は行なわれているが、動作確認端末一覧にiOS端末の記述は見られない。
国内でもSIMフリーで販売されそうな端末が IFAで次々と発表
ドイツ・ベルリンで開催中の「IFA 2016」。ここで国内でもSIMフリーで販売されそうな端末が続々と発表されている。まずスマホはZTE「AXON 7 mini」。5.2型フルHDのディスプレーにSnapdragon 617などを搭載。従来モデルのAXON miniと同様に、デザイン性もなかなか。海外での価格は299ユーロ(約3万5000円)なので、ミドルハイクラスの有力な選択肢になりそうだ。
ファーウェイも、同じミドルハイクラスのAndroidスマートフォン「HUAWEI nova」をIFAで発表しているが、国内リリースがすでに公表されているのはタブレットの「HUAWEI MediaPad M3」。従来モデルの「MediaPad M2 8.0」からはディスプレーがやや大きくなり(8型→8.4型)、さらに解像度も上がっている(1920×1200ドット→2560×1600ドット)。
LINEモバイルがティザーサイト公開 楽天モバイルはデータSIMにViberのIP電話をセットに
格安SIMでは、3月の参入発表以来、表立った動きが無かった「LINEモバイル」がティザーサイトを公開し、まもなくのサービス開始を予告した。参入発表時は月500円~の料金、主要SNSでの通信量をカウントしないなどの要素が公開されていたが、実際のサービスがどうなるか。正式発表を待ちたい。
![](https://scdn.line-apps.com/stf/linenews-issue-784/item-363272/df42adffae9bcb2fc26d72ba33ff2548f25f6b6b.png)
楽天モバイルは、データSIMにViberによる050番号付きのIP電話サービスをセットにした「050データSIM powered by Viber」を発表した。同SIMは従来のSMS付きのデータSIMから料金は変わらずに、ViberによるIP電話が利用できるというもの。さらに現在はトライアルで(終了日は現在未定)、1回10分以内の国内通話(固定/携帯とも)の無料サービスを展開しており、オトクに音声通話まで利用できることをアピールしている。