Gmailでメール送信日時を指定する場合は、Chromeの拡張機能を利用するのがお手軽
個人用途でもビジネスでも、指定した日時にメールを送信する予約送信を使いたいシチュエーションがあります。Gmail自体には予約送信機能はありませんが、Chromeブラウザーと拡張機能を使うことで実現できます。
メールの送信予約ですが、実現方法自体はいくつかあります。無料かつシンプルな実現方法は、PCなどの送信予約に対応したメールアプリを使う方法です。ただし、この方法は多くの場合PCの電源を入れたままにしておく必要があります。
一方、Gmailでは対応の予約送信サービスがいくつかあり、「Boomerang for Gmail」や「Right Inbox for Gmail」といった、PCを起動していなくても送信できるサービスがあります。ただし、月10通までは無料ですがそれ以上の利用は月額料金がかかるサービスが大半です。
今回は実際に「Boomerang for Gmail」とChromeブラウザーで、Gmailの送信予約を使ってみましょう。
まずChromeブラウザーの拡張機能をインストールします。Chromeウェブストアか、Boomerangのサイトからインストールします。
インストール後にGmailを再度読み込み、Boomerangを使うアカウントの選択やアクセス権限の許可、初期設定を進めていきます。
Boomenrangの設定が完了すると、メール作成画面の下に“Send Later”という送信ボタンが追加されます。メールを作成して“Send Later”から送信予定時間を指定すると予約送信になります。予約送信画面では日時を細かく指定することもできます。
予約送信したメールはGmailの画面右上のBoomenrangのアイコンから“Manage scheduled messages”を選び“Messages to Send Later”で確認できます。