中学受験にかかる費用の総額は平均約184万円であることが、クレジットカード会社のモデル百貨(長崎県佐世保市)の調査でわかりました。
調査は2024年1月24日~2月1日に、受験をして中学生になった子どもを持つ、全国の保護者500人を対象に行われました。
子どもが塾に通った期間は平均2年半で、塾代の総額は平均178万4000円でした。受験した学校数は平均2.6校で、出願時に支払う受験料は平均5万7317円。合計した受験費用総額の平均は184万1317円でした。
塾には集団塾と個別塾がありますが、集団塾だけに通わせたという回答が72.8%と多数を占め、塾代総額は平均183万4254円でした。一方、個別塾は20.8%で平均121万6346円でした。
基本的には、個別塾の方が授業料は高いといわれていますが、塾代総額の平均は個別塾の方が低い結果となりました。個別塾は、苦手科目を強化するために活用したようです。
集団塾と個別塾の両方に通わせたという回答が6.4%ありました
塾に通った期間を尋ねると、3年間が最も多く38.2%を占め、次いで2年間(26.8%)、1年間(21.8%)という結果になりました。
調査では、想定外だった費用について以下のようなコメントが寄せられました。
・短期講習が何度もあり、その都度5万円ほどかかった
・6年生の月謝以外の講習費用が50万円くらいかかった
・入学金約20万円を滑り止め校に先に納めないといけなかった
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