1980~90年代に登場した国産車は、現在も多くのファンがいる名車がズラリ。近年では、アメリカの輸入制限が解除される、いわゆる「25年ルール」適用外になるため、アメリカでも注目を集めている年代でもあります。1984年に日本初の量産ミッドシップカーとして登場したトヨタ「MR2」も、そのひとつです。
プラモデルメーカー・ハセガワより12月26日発売予定の「トヨタ MR2(AW11)後期型 G-リミテッド スーパーチャージャー(Tバールーフ)」(3520円)は、1988年に登場した初代「MR2」後期型の最上位グレード「G-Limited」がモチーフ。徹底した実車取材をもとに完全新金型で再現した、自動車ファン&モデラー注目の最新キットです。
ヘッドライト・テールライトの鏡面・ドアミラー鏡面・マフラーカッターがツヤ有りメッキパーツ、アルミホイールはツヤ消しメッキパーツ仕様に。
さらに、ミッドシップに配置されるエンジンは、エンジンフードを開けた際に見える部分をパーツ化。もちろんエンジンフードは開閉可能です。
「MR2」の魅力のひとつであるリトラクタブルヘッドライトも、エンジンフードと同じく開閉可能に。またルーフはシースルーのTバールーフが標準仕様となっており、両サイドのドアガラス越しと合わせて2シーターの車内を眺められます。
※ブルーボディの塗装指示は組立説明書には入りません
「いやいや自分はノーマルルーフに乗ってたんだよ」という人もうれしい、ノーマルルーフと自然吸気エンジンフードが付属。運転席はAT用シフトレバーとペダルも付属するなど、好みの「MR2」を選べるようになっています。
総パーツ数は121点で、完成時のサイズは全長165.5mm×全幅77.5mm(1/24スケール)。窓の塗り分けシールも付属しています。
昔乗っていたという人も、憧れていたという人も、某有名クルママンガで主人公の愛車だったなーと思った人も、十分満足できる仕上がりです。年末年始にじっくり取り組んでみるのもアリですよ。
>> ハセガワ「トヨタ MR2(AW11)後期型 G-リミテッド スーパーチャージャー(Tバールーフ)」
<文/&GP>
【関連記事】
◆ジウジアーロがデザインした稀代の名車「いすゞ 117クーペ」初期型を精密再現!
◆陸自明野駐屯地所属「AH-1S コブラ」2機セットのプラモは特別塗装のデカール付き!
◆日本が誇るネオクラシックスポーツカー、初代「サバンナRX-7」を1/24スケールで精密に再現!