【AFP=時事】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長による年次報告書「子どもと武力紛争(Children and Armed Conflict)」で、紛争下で子どもの人権を侵害している国家や軍のリストにイスラエルが含まれているのが分かり、同国は7日、猛反発した。
「きょう、ブラックリスト入りしているのは事務総長だけだ」とグテレス氏を名指しで非難。「(イスラム組織)ハマス(Hamas)は事務総長の恥ずべき決定に調子づき、今後ますます学校や病院を利用するだろう」と述べた。
「イスラエル軍は世界で最も道徳的な軍隊だ。国連事務総長が『地球平面説』的な(誤りであることが証明されている)決定を下しても、その事実は変わらない」と反発した。