【AFP=時事】中国政府が26日、新型コロナウイルス対策の入国後の隔離措置を来年1月8日から撤廃すると発表したのを受け、27日には国際便の予約申し込みが殺到した。
ソーシャルメディアでは、規制終了に喜びの声が上がった。「やっと終わった…春が来る」との微博(Weibo、ウェイボー)の投稿には、多数の「いいね」が付いた。
別の微博ユーザーは「外国旅行の準備をしなくちゃ!」と投稿。「復路の料金がまた上昇しないことを祈る」と、心配する人もいた。
国営メディアによれば、隔離撤廃のニュースが伝えられると国際便の検索数が急増した。旅行予約サイト「同程旅行(Tongcheng)」では検索数が850%増加、ビザ(査証)に関する問い合わせも10倍に跳ね上がった。
中国は2020年3月以来、隔離措置によりほぼ鎖国状態となっていた。今月に入って厳格な「ゼロコロナ」政策が緩和されたが、各地で感染者が急増している。【翻訳編集】AFPBB News
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