青森県産馬として1976年のグリーングラス以来48年ぶりの菊花賞制覇を目指すハヤテノフクノスケ(階上町・ワールドファーム産)は、好位からレースを進められる3枠5番の絶好枠に入った。デビュー40年目で初のクラシックレース制覇が懸かるJRA現役最年長騎手・柴田善臣(東北町出身)騎乗のピースワンデュックも最内枠の1枠1番となり、3千メートルの長丁場で距離ロスのない競馬ができれば面白い存在となりそうだ。
両馬とも最終追い切りでは抜群の動きを見せており、状態面で抜かりはない。ダノンデサイルやアーバンシックといった上位人気馬との切れ味勝負では分が悪いが、スタミナを要する持久力の勝負に持ち込めれば勝機は十分にある。
発走は20日午後3時40分。青森県ではNHK総合と青森テレビでレースを生中継する。
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