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この記事では「ピーナッツバター」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ピーナッツバターを食べると太りやすい?
ピーナッツバターはピーナッツを粘りが出るまですり潰してつくられており、トーストに塗って食べることが多いですが、料理の隠し味や洋菓子の材料としても使われています。
濃厚な味わいでコクがあるピーナッツバターは脂肪分が多くカロリーが高いため、カロリーが気になる場合は注意が必要でしょう。
しかし、食べ方を工夫することで食事にも取り入れやすくなるため、ぜひこの記事で紹介するポイントを参考にしてみてください。
ピーナッツバター1食分のカロリー
ピーナッツバター大さじ1杯12gあたりのカロリーは、77kcalです。このうち脂質は6.08g含まれており、カロリーに換算すると54.72kcalに及ぶため、脂質がカロリーの大部分を占めていることが分かります。
また、食パン1枚にピーナッツバターを塗って食べる場合は大さじ2杯ほど必要となり、カロリーも上記の値の倍となってしまうため、カロリーが気になる場合は量に注意が必要でしょう。
ピーナッツバターの炭水化物量は?
ピーナッツバター大さじ1杯12gあたりの炭水化物量は、2.46gです。
原材料に脂質が多く炭水化物量の少ない落花生を使用しているため、ピーナッツバターの炭水化物量も少ない傾向にあります。そのため、炭水化物量が気になる場合は、取り入れやすい食品と言えるでしょう。
ただし、ピーナッツバターは無糖タイプの市販品があり、自分好みの甘さに調節可能ですが、砂糖などの甘味料を加えることで炭水化物量も多くなるため、注意しましょう。
ピーナッツバターを食べるときのポイント
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ピーナッツバターは炭水化物量が少ないものの、脂質が多くカロリーも高い傾向にあるため、食べる際には注意が必要です。しかし、いくつかポイントを押さえておくことで、カロリーが気になる場合でも食事に取り入れやすくなるでしょう。
ここからは、ピーナッツバターを食べるときのポイントを4つ紹介していきます。おいしく上手に取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
ピーナッツ含有量が多いものを選ぶ
ピーナッツバターを食べるときは、ピーナッツ含有量が多いものを選びましょう。ピーナッツには他のナッツ類より多くのたんぱく質が含まれており、たんぱく質の宝庫とも呼ばれています。
また、ナイアシンやマグネシウム、ビタミンEなど、普段不足しがちなミネラルやビタミンを多く含んでおり、栄養価の高い食品です。
ピーナッツバターの市販品はさまざまな種類があり、砂糖や油分が添加されているものも売られています。しかし、中には砂糖などを加えていないピーナッツのみのバターもあるため、このような商品を選ぶことでピーナッツに含まれる栄養素を効果的に摂取できるでしょう。
ピーナッツバターを手作りする
ピーナッツバターは手作りすることもできます。フードプロセッサーを用いることで簡単にすり潰せるため、手軽につくることができます。
ピーナッツバターは、手作りすることで味付けや質感を自分好みに仕上げることができるため、糖質制限中であれば砂糖を控えたり、塩分摂取量が気になる場合は塩を控えたりするなど、自身のライフスタイルに応じて工夫することがおすすめです。
ソースやドレッシングに使う
ピーナッツバターを食べるときは、ソースやドレッシングに使うのもおすすめ。ピーナッツバターは、パンに塗って食べるイメージが強いですが、香ばしい風味を生かしてソースやドレッシングに使用することもできます。
ピーナッツバターをベースにしたドレッシングは、サラダやゆで鶏などにもよく合います。パンの代わりに野菜などにかけることで、炭水化物量を減らすことができるため、カロリーを抑えられるでしょう。
一度にたくさん食べ過ぎない
ピーナッツバターを食べるときは、一度にたくさん食べ過ぎないようにしましょう。ピーナッツバターには前述したように多くの栄養素が含まれており、高い栄養価が得られる食品です。
しかし、一度にたくさん摂取してしまうとカロリーオーバーに繋がってしまうため、ダイエット中などのカロリーが気になる方は注意しましょう。
ピーナッツバターのおすすめアレンジレシピ
ピーナッツバターはパンに塗るだけでなく、調味料としてアレンジすることでさまざまな料理に活用できます。カロリーが気になる場合でも取り入れやすいレシピを知っておくことで、より効率的に栄養素を摂取できるでしょう。
ここからは、ピーナッツバターのおすすめアレンジレシピを3つ紹介していきます。おいしく取り入れられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめレシピ1:モヤシのピーナッツ肉みそ・レタス包み
出典:E・レシピ
モヤシのピーナッツ肉みそ・レタス包みは、さまざまな食感が楽しめるアレンジレシピです。シャキシャキとしたモヤシとシャリシャリとしたレタスの食感はもちろん、ピーナッツの食感や香ばしさがアクセントとなった味わい深い一品です。
ちょっぴり非日常感を味わえるレタス包みで、おいしさと雰囲気の両方が楽しめるでしょう。
おすすめレシピ2:ピーナッツソース冷ややっこ
出典:E・レシピ
ピーナッツソース冷ややっこは、濃厚なピーナッツのコクがサッパリとした豆腐にマッチする一品です。ふわふわの豆腐に粗く刻んだピーナッツがアクセントとなり、異なる食感が楽しめます。
調理も電子レンジで手軽につくれるため、忙しいかたにもおすすめのレシピです。
ピーナッツバターのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
この記事では、ピーナッツバターのカロリーや炭水化物量、食べるときのポイントなどを紹介しました。
ピーナッツバターはカロリーが高いため、食べる量には注意が必要ですが、栄養価が高くミネラルやビタミン、たんぱく質など普段不足しがちな栄養素を効果的に摂取できます。
ぜひこの記事で紹介した、ピーナッツバターを食べるときのポイントやアレンジレシピを参考に、食べ方を工夫してみてはいかがでしょうか。