米音楽メディア界で「混乱する現代下で、社会の偏見やプレッシャーといったパーソナルな問題を取り上げ、メンタルヘルスに向き合ってきた」とも称賛されるBTS。今回は、多くの支持を受ける名言の数々からテテ(V)のメッセージを厳選。人間力を知るきっかけにしてみては?
❝ARMYの音階は「レ」のよう❞
芸能界でも交友関係が広い人脈王、V(キム・テヒョン)は、人懐っこい性格と愛嬌で人々を虜にします。2021年1月に公開されたBTSのバラエティコンテンツ『Run BTS!』でも、テヒョンが振りまく愛嬌が話題に。
ドラマ『梨泰院クラス』に登場する長家会長チャン・デヒのモデルになったとも言われる、韓国の料理界の巨匠ペク・ジョンウォンが出演。テヒョンは、質問攻撃で彼を笑わせたりサインをおねだりをし、距離をぐっと縮めました。
そしてその純粋で独特の感性から“四次元”とも言われ、多くの名言を生み出す達人でもあります。MMA 2020での受賞時には、会場のモニターに流れるファンのコメントを見て、「ARMY(ファン)の音階は“レ”のようです。“ド”(度)を超えて“ミ”を打つ(嬉しくて発狂する=ミチダ)直前だから」と、テヒョンワールドを炸裂し、ファンを沸かせました。
さらには「僕らはいつもARMYの心の中で“Dynamite”し、これからも“Life Goes On”します」と、ユーモアにあふれたメッセージも。
(動画)音楽ストリーミング配信サービスMelonがYouTubeで公開した、Melonミュージックアワード 2020でのBTSのパフォーマンス。アレンジを加えた『Dynamite』の圧巻のブレイクダンスに、世界が大熱狂!!
❝ボラヘ(紫するよ/I purple you)❞
ファンにはお馴染み、テヒョンの名言をもう一つ、おさらいしておきましょう。
BTSのライブ中に、ファンがもつペンライトで紫色に染まった会場を見たテヒョンが、「虹の最後の色である紫のように、相手を信じて末永く愛し合う」という意味を込めて表現した“ボラへ”という言葉。韓国で紫色を意味する“ボラセク”と、~するを表す“へ”を掛け合わせた“ボラへ”は、日本語では“紫するよ”、英語では“I purple you”と訳され、BTSとファンにとって最もホットな共通言語として定着。
さらに、BTSの記念日やメンバーの誕生日の度、世界各国の建築物が紫色にライトアップされるなど、BTSを表すカラーにもなりました。日本では、BTSデビュー7周年に際して、東京タワーやスカイツリーなど5つのタワーが“ボラへ”色に。
(インスタグラム)BTSが「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」に輝いた2018 MAMAに、ジャネット・ジャクソンが特別ゲストとして出演。舞台裏でのBTSとの記念写真を、彼女が自身のインスタグラムに、“ボラヘ”を表す紫のハートマークと共に投稿。