この、コロナ禍の時代、ステイホーム、家で過ごすことが多くなりましたね。新しい生活様式にも慣れなければいけないけれど、一流レストランの味が恋しくなるものです。
そこで、フードジャーナリストの小松宏子さんに、レストランからお取り寄せしたり、テイクアウトできる絶品スイーツを教えていただきました。美味しいスイーツでゆっくりお茶を楽しむような、そんなささやかな幸せをぜひ味わってください。
「バニラのケーキ」「抹茶のケーキ」by NARISAWA
世界中から訪れるゲストを魅了する南青山のレストラン「NARISAWA」。人と自然が寄り添いながら共存している場所=日本の「里山」にある豊かな食文化を、成澤由浩シェフのフィルターを通して表現する「イノベーティブ里山キュイジーヌ」という独自のジャンルの料理を提供しています」。
そんな「NARISAWA」でテイクアウトできるスイーツ「バニラのケーキ」と「抹茶のケーキ」は、繊細な層が幾重にもなった、まるでアートのように美しい逸品です。小松さんも一目でその美しさに魅了されたそう。「抹茶もバニラもふわふわのスポンジケーキ。しっかりと濃厚なのにキレがよく、口の中には、抹茶とバニラの香りの余韻だけが残ります。さすが成澤さん 」と小松さんも大絶賛。どちらもふんわりとした食感ながら、優しい甘さが口いっぱいに広がるバニラの味と、まるで和菓子のようなこっくりとした風合いの抹茶味は、リピーターになること間違いなしです。
他にも、レストランの味をご家庭でお楽しみいただけるプレミアムボックスやカレー、焼き菓子などのテイクアウトや配送もできるそう。
写真/「バニラのケーキ「抹茶のケーキ」(20×7cm)各¥5,000/NARISAWA(テイクアウトも有)
「クグロフ」 by ランベリー
フランスの一流店で研鑽を積み、ミシュランで13度の星を獲得し続ける シェフ岸本直人氏。彼が2006年に南青山にオープンした「ランベリー」は、ミシュランガイド東京にて、2008年初版より10年連続で星を獲得している名店です。2017年に広尾・西麻布エリアに移転。
2019年5月には、いっそう日本の豊かな恵みを表現する世界観へとリニューアルし、ますます注目を集めています。そんなモダンフレンチレストラン「ランベリー」にて、人気のオリジナルスイーツ「クグロフ」が、小松さんのおすすめです。
「注文が入るたびに、ひとつずつ丁寧に焼き上げるクグロフは、日本一と言える美味しさ。ふんわり、しっとり、なんとも品のいい生地です」と小松さん。「クグロフ」はフランス、アルザス地方の伝統的な焼き菓子のこと。一般的に知られているレシピは、ドライフルーツ入りのオーソドックスなものですが、「ランベリー」ではさらに贅沢に「和三盆」と「Poire Williams au Cognac」という洋梨のコニャックを使用して薫り高く焼き上げています。コーヒーや紅茶とともに、ぜひ召し上がれ!
写真/「ランベリー オリジナル クグロフ」〈直径14cm・約300g〉2~3名分 ¥3,024(税込)/ランベリー(オンラインショップからお取り寄せできます)
※掲載された商品の価格は、(税込)と但し書きがない限り、すべて税抜の本体価格です。送料等につきましては各店にご確認ください。