デビュー8周年を迎えたBTS(防弾少年団)。今や誰もが知るワールドスターですが、BTSを語る上で欠かせない、デビューまでの下積み時代や成功の軌跡について触れてみましょう。今回は、シュガことミン・ユンギのエピソードをピックアップします。
自立せざるを得なかった、孤独な下積み時代【シュガ(ミン・ユンギ)】
オーディションのラップ部門で2位を獲得した、大邱出身のシュガ(ミン・ユンギ)。自身が有名になることで、デビュー前に活動していたアンダーグラウンドの環境を改善できればという思いがあったようです。作曲家・プロデューサー志望だったため、1日1曲の作詞作曲を目標に活動していたほどの熱心ぶり。
怪我の後遺症に苦しんだ8年間
しかし、家族から反対される身だったシュガは、生活のためいくつものアルバイトを掛け持ち。勤務中のバイク事故により肩を負傷するも、長年メンバーに打ち明けることなく、約8年間後遺症と共に活動を続けることに。
ステージや日常生活にも支障が出るまでになった2020年、兵役義務の履行とアーティスト活動のため、長く悩んだ末に手術を決断。アルバム『BE』の活動期間中、治療に専念しました。
ミン・ユンギ(シュガ)の性格は?
作詞・作曲と、楽曲のプロデュースに大きく貢献するメンバーの一人であり、ラップ担当のミン・ユンギ(シュガ)。小学生の頃にエピック・ハイに憧れてラップを書き始め、アンダーグラウンドで活動。もし自分が成功すれば、アンダー業界により良い環境を提供できるのではないかという思いから、BTSのメンバーに。
「Agust D」としてのソロ活動も評価が高く、自身がプロデュースする楽曲を公開する度に話題になっています。豊富な知識と鋭い観点による、思慮深い発言で注目を集めることも。一方で、“爺”と呼ばれるほど無気力でクールなギャップが持ち味。