トヨタ自動車の子会社のダイハツ工業は、車両の安全性を確認する衝突試験で不正をしていた問題で、20日午後4時45分からトヨタ自動車と共同記者会見を行います。
同社は今年4月、トヨタブランドで販売している海外市場向け車種での不正行為が発覚。外部の専門家で構成する第三者委員会が調査を行っており、今回新たな不正行為が判明したことから、生産中の全ての開発車種の出荷を一旦停止する方針です。
新たに25の試験項目で174個の不正
・第三者委員会による調査結果および今後の対応について(12月20日、ダイハツ工業)
・側面衝突試験の認証申請における当社の不正行為について(4月28日、ダイハツ工業)
国交省が出荷停止などを指示
国土交通省は20日、ダイハツ工業に対して、「国土交通省が基準適合性を確認するまで、現行生産車の出荷を停止すること」などを指示しました。
・ダイハツ工業(株)の型式指定申請における不正行為の報告について(12月20日、国土交通省)