cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_5589f6ce2234_KLab・真田哲弥CEO 経営者としての再出発のきっかけになった1年 真田哲弥(KLab CEO) 5589f6ce2234 5589f6ce2234 KLab・真田哲弥CEO 経営者としての再出発のきっかけになった1年 真田哲弥(KLab CEO) oa-zuuonline

KLab・真田哲弥CEO 経営者としての再出発のきっかけになった1年 真田哲弥(KLab CEO)

2018年12月21日 17:45 ZUU online

■33歳で経験した初めての会社員生活

創業2年で売上げ5億円超を成し遂げた学生起業家として名を馳せた真田氏は、その後も起業を繰り返し、現在はゲーム事業を中心とする東証1部上場のIT企業・KLabを率いている。しかし、その間にたどった道のりは平坦ではなかった。苦難の中、人生が変わった出来事とは?


大学を中退し、単身上京してから、ダイヤルQ2で情報を配信するビジネスを立ち上げました。創業2年目で40億円くらいの売上げになりましたが、悪質業者が参入したことで市場が荒れ、破綻に追い込まれてしまいました。

個人で17億円もの債務を抱えることになったのですが、親の家や土地を担保に借入れをしていたので、自己破産をすると親が路頭に迷ってしまう。そこで、債務減免交渉をしながら、自営に近い形で複数の会社を経営したり、売却したりして、返済していきました。

そんな中、1995年に『Windows95』が発売され、「これからはインターネットの時代だ」と言われるようになりました。翌年にはヤフー、翌々年には楽天が創業しています。

私もインターネットを使ったビジネスアイデアを書き出していましたが、アイデアはいくらあっても、それを実現する方法がわかりませんでした。本を読んでも、技術的なことがわからない。

そこで、「勉強するには、インターネットの最先端を行く会社に入るしかない」と思い、債務も1,000万円以下になって完済の目処が見えていたので、アクセスの入社面接を受けることにしました。33歳のときです。

それまで私は、社長しかやったことがありませんでしたから、初めての会社員生活です。

当時のアクセスは社員数が40~50人のベンチャーで、私が初めての文系社員でした。他は皆、エンジニアです。

アクセスに在籍したのは、結局1年ほどでした。その間ほとんど会社に泊まり、ほとんど寝ず、とにかく勉強をして、営業として走り回りました。

技術がまったくわからなかったのに、CPUベンダーに対して「我が社のTCP/IPは他社よりもここが優れています」なんていう専門的な話をするようになったのですから、今から振り返ると、自分でも驚きますね(笑)。

iモードのシステム全体を受注したり、携帯電話端末の各メーカーを束ねるプロジェクトマネジメントをしたりするうちに、インターネットのインフラが整えば、次はコンテンツが求められると考えるようになりました。

そこで、社長にコンテンツ事業を始める提案をしたものの、エンジニアの会社なのでOKが出ず、独立を決意したのです。

とはいえ、私はまだ債務が残っていて、クレジットカードも作れない状態でしたから、資金を用意してくれる人と、社長になってくれる人が必要でした。

誰かいないかと探していると、友人の結婚式で10年ぶりくらいに会った堀(主知ロバート)さんが、その両方を引き受けてくれました。そうして創業したのが、サイバードでした。

私が今、こうしてIT企業を経営できているのは、すべてアクセスで学ばせていただいたおかげです。まさに、ターニング・ポイントとなった1年でした。

真田哲弥(さなだ・てつや)KLab〔株〕代表取締役会長兼社長 CEO
1964年、大阪府生まれ。関西学院大学在学中にマイライセンス(〔株〕リョーマ)を起業。大学中退後、〔株〕ダイヤルキューネットワークを設立。その後、〔株〕アクセス(現・〔株〕ACCESS)勤務を経て、98年に堀主知ロバート氏らとともに〔株〕サイバードを設立。2000年に、そのR&D部門として〔株〕ケイ・ラボラトリー(現・KLab〔株〕)を設立し、代表取締役社長CEOに就任。(『THE21オンライン』2018年9月号より)

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_66c0887df679_SG会田アンダースロー: シェアより利益率を重視する経営が物価上昇圧力に 66c0887df679 66c0887df679 SG会田アンダースロー: シェアより利益率を重視する経営が物価上昇圧力に oa-zuuonline

SG会田アンダースロー: シェアより利益率を重視する経営が物価上昇圧力に

2020年9月18日 20:00 ZUU online

シンカー: Go to トラベルなどの特殊要因があった旅行関連以外の財・サービスには価格引き下げの大きな動きはみられていない。自粛ムードが続く中では、値下げに対して消費者が強く反応することは期待できない。一定量の需要が確保できているのであれば、価格を引き下げず、売上高を維持しようと企業は考えるだろう。需要の大きな減少は物価下落圧力だが、需要の価格弾力性が大きく低下していることが逆に物価を支える方向に作用しているとみられる。企業は販売数やシェアより利益率を重要視するようになり、一時的な需要の弱さによる値下げに踏み切るハードルを上げ、価格弾力性を考慮した価格戦略が広がるとみられる。需要の回復とともに、供給対比での需要の強さが生まれ、物価動向はデフレよりもインフレへの方向性も持つ可能性がある。

シンカー: Go to トラベルなどの特殊要因があった旅行関連以外の財・サービスには価格引き下げの大きな動きはみられていない。自粛ムードが続く中では、値下げに対して消費者が強く反応することは期待できない。一定量の需要が確保できているのであれば、価格を引き下げず、売上高を維持しようと企業は考えるだろう。需要の大きな減少は物価下落圧力だが、需要の価格弾力性が大きく低下していることが逆に物価を支える方向に作用しているとみられる。企業は販売数やシェアより利益率を重要視するようになり、一時的な需要の弱さによる値下げに踏み切るハードルを上げ、価格弾力性を考慮した価格戦略が広がるとみられる。需要の回復とともに、供給対比での需要の強さが生まれ、物価動向はデフレよりもインフレへの方向性も持つ可能性がある。

8月のコア消費者物価指数(除く生鮮食品)は前年同月比-0.4%と、2か月連続の0.0%の後、3か月ぶりに下落に転じた。

8月のコアコア消費者物価指数(除く生鮮食品とエネルギー)は同-0.1%と、7月の同+0.4%から低下し、2017年4月以来の下落となった。

確かに、新型コロナウィルス問題による経済活動の停滞で、需要が大きく減少し、物価には強い下落圧力がかかっているように見える。

しかし、8月のお盆休暇の宿泊などの旅行関連の価格の季節的な大きな上昇が、今年は旅行客の減少により抑制されたテクニカルな要因の影響が大きかったとみられる。

更に、Go to トラベルによるキャンペーンが価格の引き下げととらえられた。

宿泊料が同-32.0%となり、Go to トラベルの影響を除くとコア消費者物価指数の前年同月比を0.0%となり、下落のすべてを説明できる。

一方、その他の財・サービスには価格引き下げの大きな動きはみられていない。

自粛ムードが続く中では、値下げに対して消費者が強く反応することは期待できない。

一定量の需要が確保できているのであれば、価格を引き下げず、売上高を維持しようと企業は考えるだろう。

需要の大きな減少は物価下落圧力だが、需要の価格弾力性が大きく低下していることが逆に物価を支える方向に作用しているとみられる。

今後は、新型コロナウィルス問題の終息の方向性が見えてくれば、需要は通常の生活を取り戻す中で、雇用・所得が維持されていることにも支えられ、しっかり回復していくとみられる。

更に、グローバル生産体制のリスクの見直しと改変が進行する可能性がある。

危機管理の在庫手当てを含め、安定した供給体制に対するプレミアムが上昇するだろう。

ソーシャルディスタンシングへの意識も、サービス業を中心に供給を制約することになるだろう。

企業は販売数やシェアより利益率を重要視するようになり、一時的な需要の弱さによる値下げに踏み切るハードルを上げ、価格弾力性を考慮した価格戦略が広がるとみられる。

需要の回復とともに、供給対比での需要の強さが生まれ、物価動向はデフレよりもインフレへの方向性も持つ可能性がある。

原油価格の急落の影響があった2015・16年の後、2017年以降のコアコアCPI前年同月比のトレンドをみると、しっかりと上昇幅が拡大していたことが確認できる。

一方、原油価格の再度の下落と新型コロナウィルス問題による需要の大幅な減少で、現在の物価上昇率はトレンドを大きく下回っている。

今年の物価がテクニカルに弱ければ弱いほど、先行きの需要下支え効果と前年同月比の裏が出て、来年の物価上昇率は高くなりやすい。

来年後半には日本のコアコア消費者物価指数の前年同月比はこれまでのトレンドラインに回帰し、来年末には1%程度まで上昇幅が拡大している可能性があろう。

そして、その時までには、コロナショックによるデフレ現象が一時的であったことが分かるだろう。

ソシエテ・ジェネラル証券株式会社 調査部

チーフエコノミスト

会田卓司

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_69c3bcb0ed2a_日経平均は堅調だが、連休明けが心配!? 日々是相場-夕刊- 69c3bcb0ed2a 69c3bcb0ed2a 日経平均は堅調だが、連休明けが心配!? 日々是相場-夕刊- oa-zuuonline

日経平均は堅調だが、連休明けが心配!? 日々是相場-夕刊-

2020年9月18日 19:10 ZUU online

 ☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

25日移動平均線を意識しているように思えるが、単純に持ち高調整の売り買いで方向感が見られないということだろう。4連休明けに動いた方に大きく動くことになるのだろう。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 米国では引き続きここまで大きく上昇したハイテク銘柄の持ち高調整の売りが続いている。買われすぎ銘柄が多いだけに売られる時も大きく売られることになるのだろう。バブルが弾けたということであれば、さらに大きく調整となると思う。

 米国ハイテク銘柄の調整はどうやら、押し目ではなく下落の始まりということではないかと思う。バブルではないという見方も多かったようだが、バブルに過ぎないということだと思われ、水準訂正はここから本格化するのだろう。

 日本でも買われすぎのハイテク銘柄や指数に影響の大きな銘柄を売って、売られすぎの銘柄を買うことになりそうだ。為替が円高に振れているのも円キャリー取引の解消なのか、いずれにしても株式がらみの持ち高調整の動きだろう。

 買い戻しが終われば日本株も手じまい売りに押されることになりそうだ。目先的には買われすぎ銘柄も多いのでいったん手仕舞い売りに押されるということになると大きな下げとなると思う。

(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_9ec9af60a8ae_昨日のポンド円の全戻し後の動きは? 9ec9af60a8ae 9ec9af60a8ae 昨日のポンド円の全戻し後の動きは? oa-zuuonline

昨日のポンド円の全戻し後の動きは?

2020年9月18日 19:05 ZUU online

昨日イングランド銀行がマイナス金利に検討をすると伝えられた瞬間にポンドは100ピップス下がりました。その後夜半にかけて全戻しとなりましたが、これはなぜ起こったのでしょうか?

どうもドルインデックスがカギを握っていそうです。エリオット、サイクル分析に加えてドルインデックスとポンド円の動きの関係について解説します。

https://youtu.be/_I0upf5QxVs

著者:杉田 勝

(提供:Investing.comより)

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_378c8f068b92_【FX】9/18 ポンド円のトレードポイント 378c8f068b92 378c8f068b92 【FX】9/18 ポンド円のトレードポイント oa-zuuonline

【FX】9/18 ポンド円のトレードポイント

2020年9月18日 19:00 ZUU online

●相場解説

昨日のBOEでは、

マイナス金利導入について議論した事が伝えられ急落。

しかし、その後は欧州委員長が英国との国内市場法案に関して

「英国と欧州連合(EU)の通商合意は依然として可能」と発言。

今度は急騰して全戻しとなり、日足では下ヒゲを形成。チャートでは下げ一服のシグナルが出ていますので、

反発の動きに注目したい局面となっていますね。

ただ、9/9の相場も下ヒゲを形成していましたが、

翌日2円以上の急落が発生して安値を更新。

それだけ売りが強い相場でもありますので、

現時点で買いポジションは取りません。

また、先週から136円台半ばにかけて上値が抑えられており、

横ばいの値動きとなっていますので、

少なくとも買いはこの上値をクリアしてから検討したいと考えています。

【日足チャート】

ポンド円 日足チャートポンド円 日足チャート

【1時間足チャート】
ポンド円 1時間足チャートポンド円 1時間足チャート

逆に、売りの場合は昨日安値(134.57)を切り下げてから

検討したいと考えていますが、

昨日のように国内市場法案に関する報道に注意。

要人発言も含め、突然上下どちらかに振れやすい環境なので、

値幅など余裕を持ったトレードを行う事が賢明と考えます。

あとは、今後の値動きを確認しながら判断致しますので、

また何か目立った変化などございましたら改めて解説させて頂きます。

一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

15:00 [ドイツ] 8月生産者物価指数

15:00 [イギリス] 8月小売売上高

17:00 [ユーロ] 7月経常収支

21:30 [アメリカ] 4-6月期四半期経常収支

23:00 [アメリカ] 8月景気先行指標総合指数

23:00 [アメリカ] 9月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

(提供:Investing.comより)

著者:樺 淳一

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_a87b5cb2f434_【羊飼いのFX突撃取材】海外勢がどこまで米ドル/円の下値を攻められるかがポイント a87b5cb2f434 a87b5cb2f434 【羊飼いのFX突撃取材】海外勢がどこまで米ドル/円の下値を攻められるかがポイント oa-zuuonline

【羊飼いのFX突撃取材】海外勢がどこまで米ドル/円の下値を攻められるかがポイント

2020年9月18日 15:15 ZUU online

2020年9月18日8時時点に西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

■現在の為替相場の傾向や相場観

昨日17日(木)の米国株は軟調な展開。ハイテク株の下落が目立ち、ナスダックは1.3%下落。今週、FOMCが「2023年までゼロ金利維持」と発表した後、軟調な展開。「英中銀はマイナス金利の実施方法を巡り規制当局と調整する方針」との報道がきっかけで、英ポンド/米ドルは一時急落。しかし欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長が、EUと英国の通商合意が成立可能だと「今も確信している」と述べた(出所:フィナンシャルタイムズ)との報道を受け、ポンドは下げを解消し反発。連れて、ユーロ/米ドルも反発した。欧州市場で1.1738ドルまで下落したユーロ/米ドルが18日本日(金)午前8時過ぎ時点で1.1850ドルまで反発。ユーロ/円も124.10円に反発。NY市場後場のドル安の動きの中、米ドル/円は上値の重い展開が続き、104.70円で推移。英ポンド/円を筆頭に、クロス円が乱高下する中、米ドル/円はじわじわと上値が重い展開。

■現在の為替相場の戦略やスタンス

過去3年間にわたり米ドル/円の104.00円が極めて重要なサポートレベル。今年2020年の3月のようにいったん104.00円を割り込むと急落するが、それほど時間を置かず、再び104円台を回復し、急反発という流れを繰り返している。この週末、日本勢は4連休。流動性が薄い中で海外勢がどこまで米ドル/円の下値を攻められるかがポイント。米ドル/円の戻り売りで臨みたい。

西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー

「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。http://kissfx.com/

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_e66c7e0fd45c_私が「今すぐドルを買え」と勧める理由。コロナショック下での「自分のお金の守り方」 e66c7e0fd45c e66c7e0fd45c 私が「今すぐドルを買え」と勧める理由。コロナショック下での「自分のお金の守り方」 oa-zuuonline

私が「今すぐドルを買え」と勧める理由。コロナショック下での「自分のお金の守り方」

2020年9月17日 20:30 ZUU online

コロナショックによる経済への影響が読めない中、やはり心配になるのは「自分のお金をどう守るか」だろう。「今こそ投資」とばかりに、証券口座を開く人が増えているという話も聞く。

経済評論家の藤巻健史氏は、「巨大な危機が確実に進行している」と主張し、「今は『守り』の資産運用に徹するべき」とアドバイスする。そのことを説いた著書『コロナショック&Xデーを生き抜くお金の守り方』(PHPビジネス新書)を発刊した藤巻氏に、「自分の資産を守るため、今すぐすべきこと」についてうかがった。

*本稿は、『コロナショック&Xデーを生き抜くお金の守り方』(PHPビジネス新書)の内容を抜粋・編集したものです。

<写真撮影:長谷川博一>

■今は「守る」時期。すべての資産を円で持つのは無謀

投資の基本は「安い時に買って高い時に売る」。ただ、それができれば苦労はないわけで、プロですらそう簡単にはいきません。

ただし、これはあくまで「短期の値動き」の話です。どんなプロも短期の動きを正確に読み解くことは不可能です。ただし、「大きなトレンド」ならば、ある程度読むことができます。

その大きなトレンドを考えるならば、今は「守りのスタンス」に徹する時期だと思います。

今の日本はあまりにも巨額な財政赤字を抱えているうえ、「異次元の量的緩和」を繰り返したことで、「いつ水があふれてもおかしくないコップ」のような状態です。そこにコロナショックが襲いかかり、さらにリスクが高まっているのが現状。水があふれるとはつまり、ハイパーインフレが起きて円の価値が暴落し、資産の価値も暴落するということです。

コロナショック後の経済の先行きがあまりにも不透明な今、リスクを取るべきではないのです。こんな時に、お金を儲けようとするのは、ギャンブルというより、ただの無謀です。

インフレ時のセオリーは、他国に自分のお金を逃がすことです。第一次世界大戦後のドイツでハイパーインフレが起きた時も、助かったのは周辺諸国に財産を逃がしていた人たちだと聞きます。

有事の際に、自分の資産を守るために買う通貨のことを「避難通貨」といいます。手持ちの円を一部だけでも避難通貨に替えておけば、ハイパーインフレで円が紙くずになった時の保険になります。

そもそも、資産をすべて円で持っているということは、自分にはその意識がなくても、「円に100%賭けている」のと同義なのです。リスクヘッジの基本は分散投資です。ハイパーインフレが起ころうと起こるまいと、資産の一部を別の通貨に変えておくことは必須と言えるでしょう。

避難通貨の条件は、何よりも信頼性です。そうなるとやはり、先進国の通貨および金融商品ということになるでしょう。

中進国や新興国などは、経済的には伸びていても金融市場が発達していないので、金融商品の流動性リスクがあります。流動性リスクとは「売りたい時に適切な値段で売れない」というリスクのこと。私は30年近くマーケットの世界で生きてきましたが、売りたい時に売れないマーケットほど、怖いものはありません。

例えば、不穏な動きを察知して、1000万円の金融商品を売りに出したとします。しかし、誰も買い手がつかず、実際に売り注文が実行された時には200万円に下がっていた、などということもあり得るのです。刻々と損が膨らんでいくのをなすすべもなく見守るのは、まさに地獄です。

コロナショック後は、中国経済のさらなる拡大を予測する人もいますが、中国もまた、流動性リスクの高い国です。2015年7月、中国の上海株式市場で、多数の株が売買停止になったのは記憶に新しいところ。中国だけでなく、ブラジルやロシア、インドといったBRICs諸国も注意が必要だと私は思っています。

■余裕資金がない人も、今すぐドルを買うべき

そう考えると、お金を逃がす先の候補は絞られてきます。具体的には米ドル、イギリスポンド、スイスフラン、豪ドル、カナダドルといったところでしょうか。ここでは詳しくは触れませんが、ユーロはある「構造的欠陥」を抱えているため、あまりお勧めできません。

どれを買ってもいいのですが、中心に据えるべきはやはり、米ドルでしょう。

日本円の金融資産をどのくらい持っているかにもよりますが、当面の生活には使わないであろう余裕資金は、ドルおよびドル資産に替えておくことをお勧めします。ちなみに私は資産のかなりの部分をドルに移しており、日々の生活に使う円が足りなくなって困るほどです。さすがにこれはやり過ぎにしても、ある程度まとまった金額をドルに移してしまってもいいのではないかと思います。

「自分にはそもそもドル資産に替えてまで守るべき資産なんてない」「住宅ローンの返済や教育費などで家計は火の車」という人もいるかもしれません。しかし、そういう人たちこそ、今から準備を始めるべきです。今、貯金がまったくないというなら、毎月の積立でドル資産への投資を始めていくという方法もあります。

■「最強」のアメリカに死角はないのか?

ではなぜ、米ドルなのか。アメリカに留学し、アメリカのモルガン銀行に長年勤めていたため、「フジマキはアメリカがよほど好きなのだろう」と思われるかもしれませんが、まったくの誤解です。私はむしろアメリカ出張が大嫌いで、なんだかんだと理由をつけてほとんど行かなかったくらいです。

そんな私が「ドルを買え」と言い続けているのは、「アメリカが好きか嫌いかは別にして、その勢いが衰える材料は見当たらない」というのがその答えになります。

アメリカは政治・経済・軍事すべてにおいて世界最強です。かつてほどの国際政治力はないとしても、経済では依然としてGDP世界第1位。ここ15年のGDPの推移を見ると、リーマンショックの影響で2009年のみ後退したものの、それ以外は軒並み成長し続けています。GDPが巨大になれば成長率は下がっていくものですが、あのドデカい図体でもかなりの成長を続けているのには感心します。

2017年にトランプ政権が誕生してからは株価も絶好調で、2020年2月12日には、2万9551ドルまで上昇しました。コロナショックによって一時は2万円台を切るまで大暴落しましたが、その後立て直し、2020年6月12日時点で、2万5605ドルまで回復しています。

■アメリカ経済の強さは「多様性」と「金融のプロ」の存在にあり

新型コロナウイルスでは世界最大の感染者を出し、経済的にも大打撃を受けたにもかかわらず、なぜ株価が下がらないのか。

これは、政府の財政出動の効果が一番大きいとは思いますが、レンタカー大手のハーツやアパレルのJクルーなどコロナ倒産に追い込まれた企業がある一方、コロナショックがむしろ追い風となったIT企業や医療メーカーが好調を維持していることも大きいでしょう。このように、多様な産業を持つこともアメリカの強みです。

今でこそ原油価格が低迷していますが、石油は世界経済の最重要資源の一つであることには違いありません。アメリカはシェール革命のおかげで世界最大の石油生産国になりました。またGAFAと呼ばれる情報産業の会社はすべて米国籍です。要は石油と情報という、これからの世界の二大資源を押さえているのがアメリカなのです。

また、自国の経済を切り盛りするアメリカの財務長官が、常に金融のエキスパートであることも、信頼に足ります。現職のスティーブン・ムニューシンは、ゴールドマン・サックスの幹部として活躍した人物です。その前任のジェイコブ・ルーはシティグループの投資選択部門でCOO(最高執行責任者)を務めていました。歴代財務長官には他にもゴールドマン・サックス出身のヘンリー・ポールソンやロバート・ルービン、ハーバード大学で史上最年少の教授になった経済学者であるローレンス・サマーズなど、錚々たる面々が並んでいます。日本の歴代の財務大臣が、経済・金融のプロでないのに比べると、雲泥の差です。

以上のことを考えると、コロナの感染拡大が終息すれば、世界で最初に経済が回復するのはアメリカだと考えざるを得ないのです。好き嫌いは別にして、一番安全性の高い通貨に避難すべきということです。

コロナショック&Xデーを生き抜くお金の守り方

藤巻健史(経済評論家) 発売日: 2020年07月17日

コロナショックの影響はいつまで続くのか……。正直、先は読めないが、著者によれば「どう転んでも日本の危機は逃れられない」という。では、不可避の危機に対して、我々個人はどうすればいいのか。本書では、通貨、株、国債、金、不動産などについて、「今買うべきもの」と「買ってはいけないもの」を一つひとつ分析。国内外を知り尽くす金融のプロであり、政治家として日本の問題点にも鋭く切り込んで来た著者だからこそ書ける一冊。コロナショックを受け緊急発刊!

藤巻健史(経済評論家)

(『THE21オンライン』2020年07月21日 公開)

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日経平均は上値も重く冴えない展開!! 米国同様に買われ過ぎ銘柄が売られる!! 日々是相場-夕刊-

2020年9月17日 19:00 ZUU online

 ☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

高値圏での保ち合いではあるものの、徐々に上値も重くなっている。遅行線が日々線の下落に合わせて調整となり、25日移動平均線や基準を下回り、75日移動平均線あたりまで調整となるのではないかと思う。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 米国では休み休みではあるもののハイテク銘柄の調整が続いており、買われ過ぎの修正安がまだまだみられそうだ。日本市場ではまだ空売りも多く、買い戻しで下げ渋るということになりそうだ。ただ、買い戻し一巡となったものから売られており、どこかで大きく売られる場面もあると思う。

 積極的に上値を買い上がる材料もなく、日銀の金融政策決定会合も全く変化もなく、反応もない状況であり、個々の企業の決算動向などを見ないことには動けないということかもしれない。というよりは米国市場次第ということであり、その米国はバブルが弾けそうだということなのだろう。

 この週末から4連休ということになるが、連休明けは高いということも大かったが、その前に手仕舞い売りが出て買い戻しが入らないと4連休後に買い戻しが入り高くなるのだろう。逆に4連休前に手仕舞いの買い戻しが出尽くしてしまうと連休明けは安いということになりそうだ。

 米国市場次第ではあるのだが、空売りの買い戻し一巡となると買い手がいないだけに大きく下落することになりそうだ。塩漬け銘柄も増えて来ていると思われるので、ここから買い戻し一巡となったものからさらに塩漬けが増えると、一気に調整となることもありそうだ。

著者:清水 洋介

(提供:Investing.comより)

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cat_oa-zuuonline_issue_5589f6ce2234 oa-zuuonline_0_e3c9762db86d_米株はまだ底打ちしていない模様 e3c9762db86d e3c9762db86d 米株はまだ底打ちしていない模様 oa-zuuonline

米株はまだ底打ちしていない模様

2020年9月17日 18:50 ZUU online

一昨日はナスダック株が独歩高でクローズ。ただ、日経はマイナスでスタート、その後持ち直しましたが、わずかなプラスで昨日は引けています。TOPIXは0.2%のプラスでした。上海/深セン株は0.7%のマイナス、香港は変わらずでした。オーストラリア株は1%の上昇、ニュージーランドは0.4%の上昇で引けています。

ヨーロッパ株はFOMC直前で方向感なくまちまちな動きで終了しています。ドイツDAXは0.3%、フランスCACは0.1%プラス、英国FTSEは-0.4%、スペインIBEXは1.1%プラス、スイスは0.3%プラスで引けました。米国株はFOMCまでは大きくプラスで推移していましたが、FOMC発表後のパウエル議長のフォーワードガイダンスの変更発言と長期金利の上昇でドルが上昇、株価は売られて引けています。ダウが0.1%プラス、S&Pは0.5%のマイナス、ナスダックは1.3%のマイナスで引けました。カナダは0.8%のマイナスでした。

VIX指数(恐怖指数)は底堅く推移後若干上昇して26.0で終了しています。株価はまだすんなりとは上昇には向かわないでしょう。

貴金属マーケットでは銀は変わらず、金は少し買われています。金については中長期的なダウントレンドが6週間前に始まったと考えていますが、テクニカルには50日移動平均がサポートとになっており、8/12の急落後の売りのフォローも限定的で、8/12の安値1874ドルをトライもしていませんので、もう一度高値を更新する可能性はまだ残っています。短期的にはまだ上がるでしょう。

10年長期金利はパウエル議長の発言中から上昇して一時0.7%を越て、0.695%で引けています。10年金利は中長期的には上昇トレンドに入っていると考えられます。原油価格はハリケーン"サリー"の接近で生産がストップしていることに加え、EIA在庫が予想に反して4.4百万バレル減少したことで、5%も上昇しています。しかし、原油市場はすでに下落トレンドに入っていると思われます。

今朝のFOMCでは、FFレートは予想通り据え置きの0~0.25%。追加の量的緩和策はありませんでしたが、フォーワードガイダンスでは前回の2022年末までのゼロ金利政策維持の期間を2023年末まで延長。パウエル議長の記者会見中からドルは買われ、ドル円は日経先物の頭が重く104.80円まで売られました。ドルストは売られましたが、ポンドがドルと円以外では最も強い通貨になっています。本日はBOEの決定会合です。ポンド円は直近の安値(100日の移動平均線)を切ると、このまま長期間にわたって下落する下降トレンドにはいりそうです。

著者:杉田 勝

(提供:Investing.comより)

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【FX】9/17 ドル円のトレードポイント

2020年9月17日 18:45 ZUU online

●相場解説

週明けから下げが続き、一気に106円台から104円台に。昨日は一時104.80まで下げる場面もありましたが、

11時30分時点では105円台に反発していますね。

ただ、この下げによって8月から支持されていた

105円の節目を割り込み安値を切り下げ。

また、三角持ち合いから下放れした事によって、

トレンドが下向きに変化してきましたので、トレードは売り目線で注目。


一定水準では、戻り売りを行いたいと考えています。

ただし、本日は日銀会合の発表や

黒田総裁の会見が予定されていますので、

内容次第では円安の地合いに変わる可能性もあるでしょう。

目立った材料がない限りは戻り売り予定ですが、

今後のイベントに注意しながら対応したいと考えています。

また何か目立った変化などございましたら

改めて解説させて頂きますので、

一つの見方として参考になれば幸いです。

それでは、本日もよろしくお願い致します。

●今日の経済指標

[日本] 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表

15:30 [日本] 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見

18:00 [ユーロ] 7月建設支出

18:00 [ユーロ] 7月建設支出

18:00 [ユーロ] 8月消費者物価指数

18:00 [ユーロ] 8月消費者物価指数

20:00 [イギリス] BOE金利発表

20:00 [イギリス] 英中銀資産買取プログラム規模

20:00 [イギリス] 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

21:30 [アメリカ] 8月住宅着工件数

21:30 [アメリカ] 8月建設許可件数

21:30 [アメリカ] 9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

21:30 [アメリカ] 前週分新規失業保険申請件数

21:30 [アメリカ] 前週分失業保険継続受給者数

著者:樺 淳一

(提供:Investing.comより)

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