ゆがんだ骨盤を筋肉を緩めて動かす
体の土台として、体のほぼ中心にあるのが骨盤です。肩甲骨と同じく、骨盤の周辺には腹筋や背筋、大臀筋など重要な筋肉が集まっています。そのため、骨盤周辺の筋肉のバランスが崩れると不調を生みやすくなります。ゆえに骨盤を前傾や後傾、左右にひねるなど自由に動かすことが大切です。ストレッチで骨盤周辺の筋肉を緩めて動かすことができれば、不調になっている原因のゆがみが改善されます。また、肩甲骨と対になって動くため、骨盤が正しく動けば肩甲骨も滑らかに動くようになるでしょう。
(右図)骨盤周辺の筋肉が使われなくなると、骨盤を支える力が低下します。骨盤が後傾した状態になり、正しい姿勢を保つのが難しくなります。
(左図)骨盤周辺の筋肉が等しい力を発揮してバランスが良くなると、骨盤が正しい位置に収まり、骨盤が前傾し良い姿勢になります。
出典:『不調撃退! 肩甲骨・骨盤ストレッチ』(監修:宮﨑裕樹)
ライター:YOLO編集部