これからヨガスタジオに通おうとしている方、必見! ヨガスタジオの選び方や、持ち物、気を付ける点や継続の秘訣まで、気になる疑問に人気ヨガインストラクターがお答えします。
Q1:スタジオに持っていくものは?
A:タオルと水があればOK
「レッスン中は汗をかくのでアーサナに集中するためにも、顔や体の汗を拭くタオルを持っていきましょう。また、汗をかくと体の水分が失われます。水分補給の水も忘れずに」(ヨガインストラクター 里見 茜さん)
Q2:覚えておきたい用語は?
A:ドリシュティ
「“ドリシュティ=目線”は、アーサナや瞑想の説明で使われることが多い用語です。覚えておくと、大事なポイントで戸惑うことなく、しっかり視線を定めることができ、アーサナの効果をきちんと得られます」(ヨガインストラクター 鈴木伸枝さん)
A:チャクラ
「私自身、レッスンでよく使うのがチャクラです。アナハタ、マニプラなど、名前と場所を覚えておくと効果がわかりやすいと思います。自分の知識と感覚で理解できると呼吸に集中しやすく、ポーズがより深まりますね」(ヨガインストラクター 京乃ともみさん)
Q3:ヨガマットってどう選べばいい?
A:手足が滑らないものを選んで
「グリップの効きが良く、ポーズをとる時に手足が滑らないマットを選んで。楽しくヨガを行うには、好みのカラーや柄を選ぶことも大切。スタジオへの持ち運び用には、滑りにくく薄めのタイプが使いやすいですね」(ヨガインストラクター 鈴木伸枝さん)
Q4:継続してレッスンに通う秘訣は?
A:通いたくなるスタジオを探しましょう
「会うと元気が出る大好きな先生がいるスタジオや、通いやすい所にあるスタジオを探し、ヨガ友を作ること。そしてレッスンのチケットを買い、自分を追い詰める!です(笑)」(ヨガライフアドバイザー 渋木さやかさん)
A:マイペースに楽しみを見つけて
「無理なく自分のペースで通うことが大切だと思います。それとヨガ仲間に会える、レッスンの帰りに飲むスムージーがおいしいなど、自分なりの楽しみがあると通いたくなりますね」(ヨガインストラクター 三和由香利さん)
A:予定通りいかなくても諦めない
「ライフスタイルに合わせて計画を立てること。レッスンの優先順位を上げ、この日はヨガをすると決めること。そのうえで予定通りにいかなくても諦めないことが大事です」(ヨガインストラクター、モデル 芥川舞子さん)
Q5:気を付けたほうがいい先生&スタジオの見分け方は?
A:自分を可愛がる先生は要注意!
「ヨガクラスの主役は、生徒さん。にもかかわらず、自分のポーズにばかり気をとられていたり、生徒さんと目を合わせない先生には気をつけたほうがいい。自分のエゴの表れです」(IHTA 理事、ヨガ講師 佐藤ゴウさん)
A:高額な費用請求には気をつけて
「“マントラやホーリーネームを授けるから○万円用意しなさい”と、非常識に高額な費用を請求するスタジオや先生には、どんな場合でも、気をつけたほうがいいでしょう」(友永ヨーガ学院院長 友永淳子さん)
A:否定的な言葉は自信喪失に
「否定的な言葉を沢山使う先生の元で練習すると、失敗や間違いを恐れて気持ちよく動けなくなったり、自信をなくすことも。肯定的な言葉を使う先生を選びたいですね」(アクロヨガジャパン代表 西浦莉紗さん)
Photos by Shoko Matsuhashi
Text by Minako Noguchi
Illustrations by Nanayo Suzuki
yoga Journal日本版Vol.51掲載