cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_679321e89ba1_ファイブフォックスの新ブランドは「おにぎり」!? 679321e89ba1 679321e89ba1 ファイブフォックスの新ブランドは「おにぎり」!? oa-wwdjapan

ファイブフォックスの新ブランドは「おにぎり」!?

2019年2月24日 09:00 WWDジャパン

 ファイブフォックスは、これまで「コムサイズム(COMME CA ISM)」内のウィメンズカジュアルウエアのラインだった「オニギリ(ONIGIRI)」を今春から新ブランドとして独立させる。綿や麻などの天然素材を用いたリラックス感のある日常着を提案。コアターゲットは20〜30代の女性だが、一部男女兼用の商品もそろえる。

 直営店を3月13日に名古屋駅の地下街にあるユニモールに、4月に銀座のイグジットメルサに開く。従来の「コムサイズム」の店舗はイオンモールなどのショッピングセンターを中心に出店していたが、「オニギリ」単独店では駅近のファッションビルなどへの出店を計画する。店舗面積は約50〜66平方メートル。初年度は5店舗で売上高5億円、3年後には20店舗展開で25億円規模を目指す。

 商品は手頃な価格に設定したホームウエアやワンマイルウエア。白、黒、ネイビー、ベージュなどのベーシックカラーを使ったシンプルなデザインだ。看板アイテムは、昭和初期に普及したロングワンピースの “アッパッパ(up a parts)”で、現代風にアレンジしている。一部、Tシャツやパーカなどの男女兼用商品はSS〜LLの5サイズをラインアップする。価格帯はTシャツ1900〜2900円、シャツ4900〜5900円、ボトムス・ドレス6900〜8900円、ニット4900〜6900円、アウター8900〜1万2000円。

 直営店舗のオープンに合わせて、雑貨比率を高める。ギフト向けにも提案できるアイコニックなおにぎりマークを入れたバッグやアクセサリーのほか、弁当箱やおにぎりケース、水筒、ペン、ノートなどを扱う。

 ブランド名は、日本文化の一つの象徴でもある“おにぎり”にちなみ、手の温もりを感じさせる商品を作りたいという思いが込められている。

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_95bbf9bf9dbc_「マーキュリーデュオ」の公式ウェブマガジンに田中みな実を起用 春らしいシアーニットなどをまとう 95bbf9bf9dbc 95bbf9bf9dbc 「マーキュリーデュオ」の公式ウェブマガジンに田中みな実を起用 春らしいシアーニットなどをまとう oa-wwdjapan

「マーキュリーデュオ」の公式ウェブマガジンに田中みな実を起用 春らしいシアーニットなどをまとう

2020年2月26日 23:00 WWDジャパン

 「マーキュリーデュオ(MERCURYDUO)」は2月21日、フリーアナウンサーの田中みな実を起用したウェブマガジン第1弾を公式ECサイト内で公開した。

 「SHHER〜透かす、光。透ける、肌〜」と題した今回のウェブマガジンでは、田中が春らしい上品なシアーニットやトレンドの透かし編みクロシェニットワンピースなどを着用し、柔らかく女性らしいムードを演出している。なお、第2弾は3月12日の公開を予定している。

 田中は1986年11月23日生まれ。TBS入社後司会などを務め、2014年からフリーアナウンサーとなる。テレビ出演にとどまらず、女性ファッション誌「美人百花」のレギュラーモデルをはじめとするさまざまな雑誌に登場し、昨年発売した写真集「Sincerely yours…」は販売部数50万部を超え、話題を集めている。

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_55a13cae2e45_ベイクルーズがカレー屋の新業態 ニュウマン新宿に1号店 オープン記念で半額に 55a13cae2e45 55a13cae2e45 ベイクルーズがカレー屋の新業態 ニュウマン新宿に1号店 オープン記念で半額に oa-wwdjapan

ベイクルーズがカレー屋の新業態 ニュウマン新宿に1号店 オープン記念で半額に

2020年2月26日 22:00 WWDジャパン

 ベイクルーズグループのフレーバーワークスは2月27日、ニュウマン新宿2階に「咖喱屋ボングー」の1号店をオープンする。ホテルやレストランなどで修行を積んだ洋食歴40年のシェフが開発したメニューを提供する。

 代表メニューの“贅沢ビーフカレー”は伝統的なフレンチの技法で作るデミグラスソースに、多種多様なスパイスをプラスした“漆黒のルー”と、赤ワインでマリネして低温でじっくり煮込んだほろほろの牛ほほ肉をたっぷりと入れた。うまみ・甘み・粘りのバランスがよいあきたこまちのライスを添える。“贅沢ビーフカレー”はビーフ150gが1600円、300gが2400円、450gが3200円、“カツカレー”は1600円。

 オープンを記念して2月27日から3月4日までの期間、お試し価格として“贅沢ビーフカレー”と“カツカレー”を定価の半額で提供する。

■咖喱屋ボングー

オープン日:2月27日

時間:10:00〜23:00(LO 22:00)

場所:ニュウマン新宿2階エキソト

住所:東京都新宿区新宿4-1-6

座席:29席

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_63c08b204ba2_「ディオール」のジャパンアンバサダーに新木優子と横浜流星 メンズ起用は初めて 63c08b204ba2 63c08b204ba2 「ディオール」のジャパンアンバサダーに新木優子と横浜流星 メンズ起用は初めて oa-wwdjapan

「ディオール」のジャパンアンバサダーに新木優子と横浜流星 メンズ起用は初めて

2020年2月26日 21:30 WWDジャパン

 「ディオール(DIOR)」は2月26日に、ファッションのジャパンアンバサダーに女優の新木優子を、メンズに俳優の横浜流星を起用することを発表した。メンズにジャパンアンバサダーを起用するのは今回が初めて。

 両者は、映画・ドラマでの活躍により幅広い世代から支持を受けており、「ディオール」に新しい風を吹き込む。また、阪急うめだ本店で3月1日から15日まで開催する「ディオール、パリから日本へ」展で、「ディオール」と日本のつながりや、クラフツマンシップを紹介するオーディオガイドの音声を担当する。同展のプレビューには両者が来場予定だ。

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_99f6e4bab625_YOSHIKIが手掛ける「ヨシキモノ」がヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の着物展に抜てき 99f6e4bab625 99f6e4bab625 YOSHIKIが手掛ける「ヨシキモノ」がヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の着物展に抜てき oa-wwdjapan

YOSHIKIが手掛ける「ヨシキモノ」がヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の着物展に抜てき

2020年2月26日 21:00 WWDジャパン

 X JAPANのYOSHIKIが手掛ける着物ブランド「ヨシキモノ(YOSHIKIMONO)」は、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)で開催される着物展「キモノ:キョウト トゥー キャットウオーク(Kimono: Kyoto to Catwalk)」の展示作品に選ばれた。会期は2月29日〜6月21日。

 展示されるのは2016年春夏の「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」で発表された作品。イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)らの作品と肩を並べる。そのほか人間国宝の森口邦彦が手掛けた着物や、アーティストのビョーク(Bjork)がアルバムのジャケットで着用したアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)による衣装、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」に登場したオビ・ワン・ケノービ(Obi-Wan Kenobi)の衣装などを展示する。

 同展のキュレーター、アナ・ジャクソン(Anna Jackson)は「YOSHIKIは彼のロックンロールなセンスを生かして、着物の世界に新しい風を吹き込んでくれた。『ヨシキモノ』が取り入れた画期的なスタイリングは、着物がいかに多彩な表現が可能かを示すことになる」と語った。

 YOSHIKIは「この展覧会に参加できて光栄です。『ヨシキモノ』が選ばれたことももちろんですが、着物業界全体が注目を浴びることに感謝しています。着物は、日本において最も伝統的なものの一つです。私はその伝統を守るのと同時に、業界が作った、自分たちの領域に閉じ込めてしまっている決まりごとを破りたいと思っています」とコメントした。

■Kimono: Kyoto to Catwalk

日程:2月29日〜6月21日

場所:ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館

住所:Cromwell Road London, SW7 2RL

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_1e999b76b5d7_「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が1周年 コーヒーへのこだわりあふれる特別メニューを用意 1e999b76b5d7 1e999b76b5d7 「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が1周年 コーヒーへのこだわりあふれる特別メニューを用意 oa-wwdjapan

「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が1周年 コーヒーへのこだわりあふれる特別メニューを用意

2020年2月26日 20:30 WWDジャパン

 中目黒駅から目黒川沿いに歩いて約15分。「スターバックス コーヒー」の日本初の焙煎所内設型大型店「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が28日で1周年を迎える。普段から利用する人も多い「スターバックス」とは、ひと味もふた味も違う上質なコーヒーやカクテルが楽しめ、連日朝から晩まで賑わいを見せる同店。ここでは1周年を記念して登場するスペシャルメニューをリポートする。

 19日、メディア向けの1周年記念メニューの試飲会が同店で行われた。「私たちが常に中心に捉えているのは『コーヒーへの情熱』であり、お客さまに革新性あるサービスを体験いただくことを心掛けている」と水口貴文・スターバックス コーヒー ジャパンCEO。同店では、ウイスキー樽で香り付けをしたこだわりのコーヒーや、さまざまなリキュールとのマリアージュを楽しむコーヒーカクテルなど、他では味わえない1杯を用意。また、バー型の飲食スペースや開放感のある屋外テラスなど、豊かな時間を楽しめる環境設計も特徴で、「この1年、『スターバックス リザーブ ロースタリー東京』において、日本および世界中から訪れるお客さまとパートナー(従業員)が、特別な瞬間を分かち合う場所として、育ちつつあることを実感している」と力を込める。1周年記念商品も、そんな同店のこだわりと特別感が凝縮されたドリンクがそろっており、中でも特におすすめの4商品を紹介する。

“バレルエイジド ハイボール”(900円)


 バーボンウイスキーの樽で熟成させたコーヒー豆をコールドブリューで抽出したビバレッジ、バレルエイジド シリーズに、ハイボールタイプが登場。価格も値ごろに、気軽に楽しめるよう開発されたというハイボールは、水出しコーヒーに2種類のシロップを加え、炭酸水で割ったもの。グラスの縁に飾られたレモンピールが嗅覚を心地よく刺激し、微炭酸とともに爽快感を与えてくれる。氷が溶けても味のバランスが保たれるよう計算されているため、テイクアウトもOK。新たなコーヒー体験となること間違いなしの一品だ。

“ティバーナ クリーム ソーダ さくら”(900円)


 折り紙をモチーフにした天井や茶室をイメージした空間作りなど、随所に和の要素が盛り込まれた2階「ティバーナ」では、福岡産八女茶とチェリー、ハイビスカス、バラ、マンゴーをブレンドした「さくら アリュール」を使った6品を周年メニューとして再販。中でも特におすすめなのが、ピンクのグラデーションが美しい「ティバーナ クリーム ソーダ さくら」。甘酸っぱい味わいのさくらアリュールにアイスを少しずつ溶かしながら、ミルク感をプラスして楽しみたい。

“スターバックスリザーブ エスプレッソ マティーニ”(2000円)


 昼夜問わずに賑わいを見せる本格的なバー、3階「アリビアーモ」からも、1周年を記念した商品が登場。その一つは、世界のカクテルシーンで注目を集めているエスプレッソ マティーニのスターバックス版として考えられた「スターバックスリザーブ エスプレッソ マティーニ」。ウォッカとバニラビーンシロップ、エスプレッソを合わせたカクテルは、シンプルな構成ゆえ上質なエスプレッソとバーテンダーの腕が美味しさの要に。なめらかな質感のフォームの上には中目黒「グリーン ビーン トゥ バー チョコレート」のチョコレートを削ったものが加えられ、ビターなカクテルに心地よいアクセントとなっている。

“スプリングシャワー”(2000円)


 シェリー酒をベースに、日本の蒸留酒2種とハニーシロップを合わせ、仕上げに少量の水出しコーヒーを表面に浮かせた「スプリングシャワー」は、華やかな味わいのカクテル。表面に浮かぶ桜の花びらが優美で、贅沢なひと時を演出。桜の季節にベストマッチのカクテルだ。

■スターバックス リザーブ ロースタリー 東京

住所: 東京都目黒区青葉台2-19-23

営業時間:7:00~23:00

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_c5b4cc17dbb3_新型コロナ感染拡大で海外コレクション出張取り止め 百貨店、セレクトショップへの影響は c5b4cc17dbb3 c5b4cc17dbb3 新型コロナ感染拡大で海外コレクション出張取り止め 百貨店、セレクトショップへの影響は oa-wwdjapan

新型コロナ感染拡大で海外コレクション出張取り止め 百貨店、セレクトショップへの影響は

2020年2月26日 20:15 WWDジャパン

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、百貨店やセレクトショップの中には、担当者による海外コレクションへの出張の見合わせる動きも見られる。海外出張は、海外ブランドとの商談のチャンスであり、現地での買い付けアイテムは、売り場に鮮度と独自性をもたらす重要なピース。出張の取り止めは、各社にどのような影響をもたらすのか。

 大手百貨店は例年、経営幹部やファッションディレクター、バイヤーなど、数人~十数人の体制でコレクション出張を実施している。三越伊勢丹と高島屋は今回、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリへの出張を全て取り止めた。大丸松坂屋百貨店はロンドンとミラノコレクションには通常通りの人員を割いたが、パリへの人員は削減した。阪急阪神百貨店は海外ブランドとのやりとりをメールで行う方針だ。

 各社は、海外出張を現地ブランドの関係者との貴重なコミュニケーションの場として捉えている。出張の中止で、現地のブランドの誘致交渉や良好な取引の維持に悪影響が出ることを危惧する。「海外ブランドの上層部と接することが難しくなる」(大丸松坂屋広報)、「本来フェイストゥーフェイスがベストだが、日本での展示会やデジタルツールなども活用しながらリレーションを取っていくことになる」(三越伊勢丹広報)。各百貨店はそのような関係維持の努力によって、バイヤーによる現地の工場などに出向いての買い付けはできなくなるものの、「影響は軽微」と見通す。

 セレクトショップでは、ベイクルーズがパリ以外への出張を取り止めたものの、ユナイテッドアローズ、ビームスは欧米のコレクション出張を平常通り実施した。ユナイテッドアローズは「今のところバイイングへの影響は小さい」としながら、中国を生産拠点とする取引先も多いため、「影響は不透明」と気をもむ。「取引先ブランドがどのようなタイミングで、どのような規模の生産計画を立てるのか。こちらでコントロールできない分、こまめな情報収集と機敏なジャッジが重要になる」(同社広報)。

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_ab08ab747e36_ベイクルーズの「プラージュ」に26歳の2人がつくる20代のための新しいライン ab08ab747e36 ab08ab747e36 ベイクルーズの「プラージュ」に26歳の2人がつくる20代のための新しいライン oa-wwdjapan

ベイクルーズの「プラージュ」に26歳の2人がつくる20代のための新しいライン

2020年2月26日 20:00 WWDジャパン

右)森次まりな/「プラージュ」プレス:1994年2月26日生まれ。2016年に新卒でベイクルーズに入社し、販売員として「プラージュ」に配属。18年から現職
左)眞壁ヌールエ幸波/「プラージュ」企画部、デザイナー:1993年8月2日生まれ。16年に新卒でベイクルーズに入社し、企画職として「プラージュ」に配属。1年間販売員を経て、17年から現職 PHOTO : YOKO NAKATA(MAETTICO)



 ベイクルーズグループのフレームワークスが運営する“女性らしさ”と“リラックス感”がキーワードのウィメンズブランド「プラージュ(PLAGE)」の2店舗目が2月22日、東京・青山にオープンした。場所は港区南青山5-4-41で、1階には同グループのシティショップ(CITYSHOP)が入る。新店舗のオープンに伴い、新ライン“ヴォン エ プラージュ(VENT ET PLAGE、以下ヴォン)”もスタートした。“ヴォン”はこれまで「プラージュ」に関わっていた森次まりなプレスと眞壁ヌールエ幸波デザイナーの26歳の2人が手掛ける。30代後半~40代をターゲットにする「プラージュ」とは異なり、世界観はそのままに2人と同じ20代をターゲットにしたラインだ。どのようなものになるのか、オープン前日のレセプションパーティーで2人に尋ねた。

WWD:“ヴォン”はどんなライン?

森次まりなプレス(以下、森次):「プラージュ」はTPOに合わせた服装で、“コレにコレを合わせる”みたいな正解があるのですが、“ヴォン”には正解がなく、自由なファッションを楽しんでもらうということを一番大事にしています。ブランド名の“プラージュ”はフランス語で浜辺を、“ヴォン”は風を意味します。決まった形がなく何にでもなれるという意味を込めてつけました。毎シーズン打ち出すアイテムも変わっていき、デビューシーズンは「リゾートワンピ」を提案します。

WWD:「プラージュ」との違いは?

森次:「ヴォン」では“ヘルシー”をキーワードにしました。だから肌の露出が少ない「プラージュ」に比べて大胆な肌見せもあります。あとは、「プラージュ」のブランドカラーであるベージュはあえて使っていません。線引きは難しいのですが、差別化も兼ねて、“女性らしさ”よりもヘルシーさをもっと出したいと思ったからです。

眞壁ヌールエ幸波デザイナー(以下、眞壁):一番大事にしているのは、私たちが欲しいかどうか。ワンピースのサンプルを上げて、実際に着るかどうか。そこからもっと色展開が欲しいと思ったら広げていくという流れで進めました。「プラージュ」のお客さまのデータを取ると身長150cm台の方が多く、そういった方に合わせて作っているので、私たち(森次が167cm、眞壁が161cm)が着るとスカートやワンピースの丈が短いことも多かった。だけど“ヴォン”は丈のレンジを広めにとっているので、一番大きいサイズだと私たちが着てもすれすれになるくらいの思い切った丈感にしています。

WWD:「プラージュ」と価格帯は異なる?

森次:違いはあまりありません。もう少し安くした方が若い子も手に取りやすいかなと思ったのですが、そうすると生地にこだわれなくなる。生地のランクを下げると「プラージュ」ではなくなります。ワンピースで2万6000~3万4000円、キャミワンピだと2万円台前半のイメージ。ちょっと背伸びしてでも買いたいと思ってもらえるブランドにしたいです。

WWD:一つの店の中に異なるターゲットの洋服が混在することになる。青山店の商品構成は?

森次:“ヴォン”自体は大量に作るというブランドではなく、青山店とオンラインでしか販売しない希少価値のあるブランドにしたいと思っています。店内にも2ラックだけ。毎月6型を入れ替えていく予定です。

眞壁:大人のアイテムが得意なブランドなので、これまでのお客さまにも理解してもらえるように商品構成やバランスも大切だと思っています。

WWD:ベイクルーズは「オリエンス ジャーナルスタンダード(ORIENS JOURNAL STANDARD、以下オリエンス)」など、若者の取り込みに積極的だ。

森次:セレクトショップはどうしてもお客さまの年齢層が高くなりがちなところがあって、多くのブランドのメインターゲットが30代中盤になっています。ただ実際に働いていて、若い人にもブランドのファンになってほしいという思いはあるので、“ヴォン”をフックに20代のお客さまにもブランドのことを知ってほしいです。

WWD:認知度を広げていくために取り組んでいくことは?

森次:ベイクルーズ全体で見れば後輩が手掛ける「オリエンス」などの若いブランドもあって、お客さまの年齢層も幅広いので、ECの購入者にカタログを同梱させてもらったり、ベイクルーズのインスタのアカウントを使って告知させてもらったり。徐々に認知度を上げていきたいです。

WWD:そもそも、同年代のスタッフが手掛ける「オリエンス」は自分たちの作るものより若いと思う?

眞壁:ジャンルの違いというのもあるけれど、20代は1~2歳違うだけで急に感覚が変わります。20代は年齢で好きなモノが変わると思うので、その波をどうつかまえられるかが肝心です。

WWD:今後の目標は?

眞壁:同年代への浸透です。私たちの世代だとアパレルで働いていない子たちは、服に興味がなかったりします。多くの人に知ってもらって、買ってもらえるブランドを目指したいです。

森次:“ヴォン”を通して、その上にある「プラージュ」の認知度が上がったらいいなと思っています。私たちもあと4年で30歳になりますし、“ヴォン”を好きになってくれた人たちがそのまま年を重ねながら「プラージュ」も好きになってくれたら一番うれしいですね。

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_9253ebfa2b45_IQ160の天才が創業した韓国の繊維ベンチャーにモリリンが出資 非フッ素の撥水加工 9253ebfa2b45 9253ebfa2b45 IQ160の天才が創業した韓国の繊維ベンチャーにモリリンが出資 非フッ素の撥水加工 oa-wwdjapan

IQ160の天才が創業した韓国の繊維ベンチャーにモリリンが出資 非フッ素の撥水加工

2020年2月26日 19:15 WWDジャパン

 繊維商社大手のモリリンは、韓国のスタートアップ企業で非フッ素系の撥水加工技術「ブルーロジ(BLUELOGY)」を持つTFJグローバル(TFJ GLOBAL)と資本業務提携した、と発表した。モリリンはTFJグローバルに出資(出資額は非公表)し、同社の加工したテキスタイルや2次加工製品を日本市場で独占的に販売する。「テフロン」などで知られるフッ素系の撥水加工だが、2006年に米国の環境省がフッ素系加工剤に含まれる物質PFOA(パーフルオロオクタン酸)を問題視したことから、フッ素フリーの撥水加工の開発が世界中で進んでいた。TFJグローバルは独自に非フッ素系の加工剤と架橋剤、特別な加工設備を開発。韓国を筆頭に日本や米国、中国にも特許を出願、あるいは取得しているという。従来は撥水加工が難しかったジーンズやカシミヤ100%のストールなどに加工し、欧米の有力ブランドに供給している。

 TFJグローバルは、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)出身のジン・イギュ(陳宜奎)社長兼CEOが、父親で繊維関連の企業を運営していたチン・ソンイン(陳成寅)会長とともに2015年7月に創業。これまで韓国のネイバー系の有力ベンチャーキャピタル(VC)などから70億ウォン(約7億円)を調達しているが、日系企業からの出資は初めて。革新的な非フッ素系の撥水加工「ブルーロジ」は韓国でも高く評価されており軍や消防服などにも採用されているほか、「エコテックス スタンダード100」認証を有している。陳CEOは「『ブルーロジ』の特徴は、コットンやカシミヤといった天然素材からポリエステルやナイロンなどの合成繊維まで、素材を選ばず加工できること。その上、テキスタイルだけでなく、2次製品への加工も可能で、風合いも損なわない」と語る。

 TFJグローバルは昨年11月にソウル郊外に、80億ウォン(約8億円)を投じ、「ブルーロジ」専用の新工場を設立。これまで外部の委託工場で生産していた分も集約し、生産能力を倍増。加工能力はテキスタイルが月間80万ヤード(約72万メートル)、製品が同14万枚になる。モリリンの土屋英樹・常務取締役は「TFJグローバルは現在、非フッ素系の防汚加工も開発中で、開発力は非常に高い。モリリンの既存の商売だけでなく、今後は新規開拓にも力を入れる」という。一方、陳会長も「長い歴史を持ち、日本市場に精通しているモリリンをパートナーにできたことは、当社の発展にとっても非常に重要な意味を持つ」。

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cat_oa-wwdjapan_issue_679321e89ba1 oa-wwdjapan_0_0cbbef583e31_パリコレ2日目のハイライト マスク姿に戦慄「マリーンセル」「ディオール」「アンリアレイジ」「サンローラン」の速報も 0cbbef583e31 0cbbef583e31 パリコレ2日目のハイライト マスク姿に戦慄「マリーンセル」「ディオール」「アンリアレイジ」「サンローラン」の速報も oa-wwdjapan

パリコレ2日目のハイライト マスク姿に戦慄「マリーンセル」「ディオール」「アンリアレイジ」「サンローラン」の速報も

2020年2月26日 19:00 WWDジャパン

マリーン セル(MARINE SERRE)

DESIGNER/マリーン・セル(Marine Serre)

 根底にあるテーマは変わらず、温暖化が進む地球とそこで生き延びようとする人間たち。登場するルックも既視感あるものが多いが、マスクやフードで身を守る姿は新型コロナウィルスにおびえる現代人を投影しているようで迫りくる。会場は現代アートを扱うアートスペース。19世紀から長く葬儀場として使われたと聞けば一層おどろおどろしい。そんな演出をのぞけば、サバイバルに適した服とはつまりは機能的で動きやすい服。ボディースーツとジャージーといったヨガウエアのような服や日よけつきの帽子とつなぎ、ハンズフリーになるボディーバッグなど。最後はおそろいのフリルのドレスを着た幼い姉妹が手をつないで登場し明るい未来をのぞかせる。

ディオール(DIOR)

DESIGNER/マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)

 出発点は、マリア・グラツィア(Maria Grazia)がまだ10代だった頃の日記。その中の写真からイメージをふくらませ、1970年代ムードにスポーティーな要素を掛け合わせた。キーモチーフは、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛したチェックとドット。チェックは、マルク・ボアン(Marc Bohan)時代のバイアス使いのスタイルをスカートのシルエットの着想源にしたほか、さまざまな色とデザインでコートやジャケット、ドレスに落とし込んだ。一方、ドットは黒のネクタイで引き締めたシャツや柔らかなドレスに採用した。デザインで印象的なのは、フリンジ。アウターやスカートの裾のディテールや糸状の細い長いもので仕立てたドレスが、躍動的なイメージを生み出す。また今季は、ファーストルックのスーツスタイルを筆頭に、ニットでの表現も豊富だ。

アンリアレイジ(ANREALAGE)

DESIGNER/森永邦彦

 「アンリアレイジ」はもう5年以上パリコレで発表しているが、昨年の「LVMHプライズ」でファイナリストに選ばれた経験は、森永邦彦の自分らしいクリエイションへの自信につながっただけでなく、周りからの見る目も変えた。それは、ショーの空気感からも感じられる。

テーマは“ブロック”。「つくってはこわし。こわしてはつくる。」をキーワードに、半円柱や直方体、三角柱といった積み木のような形をした複数のパーツをつなぎ合わせて作る構築的なウエアを披露した。縫うのではなくブラインドホックを使うことで、自由に組み合わせたり、取り外したりできる構造になっているのがポイント。裾や袖の長さも、パーツの付け外しで調節可能だ。ベースとなるアイテムは、トレンチコートやMA-1、ジャケット、アランニット、ダウンコート、ダッフルコートといったワードローブの定番が中心。終盤には、さまざまなアイテムのパーツをハイパーミックスしたスタイルで、子どもがおもちゃで遊ぶように無邪気に楽しめるファッションを提案した。

サンローラン(SAINT LAURENT)

DESIGNER/アンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)

 エッフェル塔前の広場に今季は巨大なテントを建て、これまた巨大な「YSL」のロゴを前に一方通行のワンウエイショーを行った。ムッシュ・サンローラン時代のアーカイブから着想を得た生地を使い、1990年代調に落とし込む。曲線美を見せつけるスタイルは変わらずだが、真冬のホットパンツは封印し代わりにカラフルなレギンスを選んだ。主役は何と言ってもバリエーション豊富なジャケットで、素材や色を変えて“これでもか!”と言わんばかりにメンズライクなテーラードを打ち出した。大きなラペルの中に合わせるのはボウタイブラウスかハイネックのニットと、こちらも潔い。情報過多な時代、強烈な演出と徹底的にひとつのアイテムに絞り込む見せ方はうまい戦略だ。


JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める。


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