松坂桃李主演で人気漫画をドラマ化した「パーフェクトワールド」(フジテレビ系)が4月16日(火)からスタート。同作は、大学時代に交通事故に遭い、車いす生活を余儀なくされた主人公・樹(松坂)と、車いすに乗った初恋の相手に恋心が再燃したヒロイン・つぐみ(山本美月)がつむぐ愛の物語。今回は、劇中でつぐみの妹・しおりを演じる岡崎紗絵に密着。ドラマクランクインとなった3月下旬、つぐみとしおりが暮らす家のセットでの撮影を終えた岡崎に、共演者の印象や第1話の見どころを聞いた。
「VS嵐」の収録もあったおかげでチームワークよく
――クランクインを迎えていかがですか?
初日ってやっぱり緊張しますね。でも、「VS嵐」の収録もあったおかげでチームワークが良くなったと思います!「VS嵐」も最初のゲームからずっと勝っていて、個々の力がすごくて。皆さん、運動神経が良かったですね! すごいうまかったんです。本当にパーフェクトでした!(笑)。チームもこれで勢い付いて、「みんなで頑張ろう」という一体感が生まれたので、ドラマ撮影前にお会いできていたというのは本当に良かったなと感じます。
もちろん、山本さんもとても気さくな方なので、それに助けられてるところもあります! きょうが本当に「初めまして」の状態なら、もっと緊張度も違いますよね。でも、現場はものすごく温かいです。私は本当に現場に恵まれていると思います。どの現場も、とても優しい現場を経験させていただいて、これからもし大変な現場に飛び込んだとき、大丈夫かな?と思うくらいです(笑)。
――つぐみ(=お姉ちゃん)としおりが暮らす家の室内はセンスのいいインテリアが並び、洗練された印象でした。
本当おしゃれですよね! インテリアだけじゃなくて、冷蔵庫とかレンジとか、家電もおしゃれなんです。山本さんと「お姉ちゃんがデザイン会社に勤めているからかな~?」とか、「お姉ちゃん、給料いいのかな?」とか想像してました(笑)。結果、「姉妹2人で暮らしているから、お父さんからの仕送りがすごいんだよ」ということになりました(笑)。
[PAGE]
瀬戸さんはちょっとツッコんでも大丈夫そうな空気感(笑)
――撮影中盤からは、つぐみの幼なじみでアプリ制作会社の社長・是枝を演じる瀬戸康史さんが加わったシーンの撮影でした。是枝としおりがゲームをしながらつぐみの帰宅を待つ、という流れでしたが、初共演と思えないほど、自然体に見えました。
瀬戸さんも、山本さん同様、とても気さくな方なので、安心して現場に居られます。瀬戸さんは、キャラクター的にも歳は離れていますが、お兄ちゃん的存在なので、しおりがずけずけ言うこともありますが、それを言いやすい空気を作ってくださっています。ちょっとツッコんでも大丈夫そうな空気感です(笑)。瀬戸さんが出演された色々な作品を拝見していたので、お芝居とか学べることはどんどん盗んでいきたいです!
――しおりは、みんなが言いにくいことも言ってしまう性格です。言葉の強さなど、監督と話されたことはありますか?
しおりは思ったことは口に出ちゃいますよね。監督とは細かな点までは話していないですが、きょうは大丈夫でしたね。しおりもお姉ちゃんを大事には思っているんですが、「もっと楽な恋愛しなよ」という感覚で、いろいろ言っちゃうんです!
樹にも会ってもないし、車いす生活の本当の大変さを知らないから、ということもあると思うので、きっとこれから考え方は変わっていくと思います。
あと、是枝さんのお姉ちゃんへの思いも、しおりは「ぐずぐずして…、いけ、いけ!」と思ってます(笑)。ずっと、茶化してばっかりですね(笑)。
――それでは、最後に4月16日放送の第1話の見どころを教えてください。
私自身も台本を読んでいて、すごい考えさせられることが多いです。障害のある方に寄り添っていくとはどういうことなのか、街中でそういう方にあったらどう向き合うかとか。そういう社会的なことを定義しているドラマでもあるのかなというところもあります。樹とつぐみががどうなっていくのかということを見守っていただきたいのと、そういったテーマを感じて、自分自身が直面したときにどうするかを考えていただけるきっかけにもなるかなと思っています。(ザテレビジョン)