今年1月に放送されたドラマ「特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2」(AbemaTV)、4人組ロックバンド・ミオヤマザキのTwitterドラマ、地上波バラエティなどに出演し、活躍する人気セクシー女優・園田みおん。
【写真を見る】「辞めたいと思ったこともある」と語る園田みおん
デビュー3周年という節目の年を迎え、新たな企画や新サイト設立など精力的に活動中の園田と、彼女のクラウドファンディング企画に携わるカメラマン・浜田一喜、映像監督・カンパニー松尾にインタビューを行った。
アニメとからい食べ物が好き!
――今ハマっていること、好きな食べ物、最近楽しかったことなど…簡単に自己紹介をお願いします。
園田:元々アニメ好きで、今期アニメで今見ているのは「ハッピーシュガーライフ」「あそびあそばせ」「音楽少女」「京都寺町三条のホームズ」「殺戮の天使」などなど…。
最近はイッキ見もよくしていますね、「School Days」「SHIROBAKO」「デッドマン・ワンダーランド」「四月は君の嘘」とか。
あとは、からい食べ物が大好きで、最近だとカップラーメンの「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」の中にめちゃくちゃからい一味唐辛子をぶちこんで食べてます、入れる量は体調によって調節してますね(笑)。
8月は…暑すぎてどこにも行く予定なかったからそんなに楽しんでないかも?(笑)
――本業に加えて、ミオヤマザキのTwitterドラマ、「特命係長 只野仁 AbemaTVオリジナル2」、地上波バラエティなどに出演されるなど活躍されていますね。ご自身の魅力はどこにあると思いますか?
園田:う~ん、魅力…ないです。
――ない、ですか! では松尾さん、浜田さんに聞いてみましょう。
松尾:ツンデレっぽいところですかね、いまだに僕も仲良いのか悪いのか分かってないです(笑)。というのは冗談で真面目な話をすると、「スタイルがいい」「顔がかわいい」とかは当然ありますが、最初の印象は「この子、できる子なんだな」です。撮影させてもらったのはまだ1回だけですが、いい意味で裏切られましたよ。
浜田:僕も同じですね。どう写真を撮ってもキレイに撮れる、カメラマンとしては理想的な被写体です。
松尾:ポージングが上手いんだよね。
浜田:そうそう、自分から動いてくれて、それがまたカッコよく決まるんですよ。自分の腕が上手くなったのかなって気になるくらい(笑)。最初からそうでしたね。
松尾:作品の中で、自由に動いてもらうイメージ映像を撮影する場合、最初にだいたいのイメージだけ伝えるんですね。それで普通の人は、1カットで10~20秒くらい使えたらいい方なのですが、園田さんは2分くらい使える。だから本当に2分くらいノーカットで使ってるんですよ。天性のものなんだろうけど。
園田:へー! 何も考えてないです…。元々ダンスが好きとかでもないし、勉強してるとかもないです。なんとなくの直感で動いてますね。
――お手本にしている人とか、尊敬している人っていますか?
園田:同じ業界の人たちはみんなすごくて、それぞれの良さがあって、自分にないものを持ってると思います。でも自分は自分なりに成長していきたいなって考えていますね。尊敬しているのは…自分の母親と、倖田來未さん、かな。
デビューから3年で成長したこと
――そんなわが道を突き進む園田さん、今年でデビュー3周年ですね、おめでとうございます。
園田:ありがとうございます。3年…長いっちゃ長いですけど、今振り返ってみるとあっという間でしたね。
――辞めたいなって思うこともあった?
園田:正直普通にあります(笑)。元々メンタルも全然強くない、へなちょこ人間だから落ちるときはえげつないくらい落ちるんです。そういう時って、最初は自分の気持ちで「やめたい!どうでもいい!」ってなって。
次に仕事の人たちの顔が出てくるんですよ、それでも「もうムリ!やめたい!」ってなる。
それでも最終的に引き留めてくれるのはファンの人の存在。イベントとかに来てくれる人たちの顔が出てきて、「ん~やっぱりがんばろう…!」ってなる…上手く言えないけどそんな感じです。
――デビュー当時から成長したと感じることは?
園田:全て、な気がする。見た目もそうだし、中身もそうだし。いまだに自信はないけど、最初はゼロだったものがこんくらいだけ上がった(1センチくらい)。微妙な変化だけど自分的には大事なこと。
今でも自分のこと嫌いだけど、昔と比べたらちょっとだけ好きになれてるかなって。良くも悪くも精神面が少し強くなったかな。ヘコむときはヘコむんだけど、前は批判的なコメントを見るたびに落ち込んでたのが、最近は「うるせーな」くらいに思えるようになりましたね。
――撮影されるお2人から見て、いかがですか。
松尾:いや、僕からそんな偉そうなこと言えないすよ(笑)。映像を撮るのはこれからなので、今回成長を感じさせる姿を撮れたらいいなとは思っています。
浜田:僕は割と初期のWEB配信グラビアを撮った時からの付き合いですね。
園田:らっちゃん(飼っているペット)がまだ小さくて現場に連れて行った時…まさにデビューの頃ですね。
浜田:そうだったね。周囲とたわむれる人でもなかったこともあって、最初から仕事のプロって印象がありました、プロ意識が高いというか。
園田:それは…人見知りだったからですね。
浜田:でも一番最初の撮影から、なんでも臆せずやってましたよ。あと女性って、撮影を重ねるたびに洗練されてどんどんキレイになっていきますね。例えば、普段は使わないけどこの体の横の腹斜筋とかが撮影時は結構使うから、ウエストとか締まっていくんです。
園田 え、でも私…締まって…ないよ?(笑)
普段見られない裏側も明かす!?
――今回、ドキュメンタリームービーとフォトエッセイを制作するというクラウドファンディングの企画はどういう思いで立案されたんですか?
園田:写真だけだといつもやってることだから、それだけじゃ面白くないし、だったら写真と一緒に映像も作って、普段みんなが見られないような、裏まで…。
松尾:裏、ってなんか怖いね(笑)。
園田:いや、でも皆さんありますよね!? 表と裏って。今回は裏の、というかほぼ“素”の私が見られるはずです!
――園田さんと素の自分、どれくらいの割合ですか?
園田:う~ん、どうなんだろう…。
松尾:そんなに違うの?
園田:いや、そんなに変わらないですよ(笑)。ベースは同じだけど、「園田みおん」の方が強い。ゲームでいうと、中身のレベルは一緒だけど装備がめっちゃ強い、みたいな。
松尾:武器(=指輪)、めっちゃつけてるもんね(笑)。
園田:だから「園田みおん」はガードスキルは強いけど、素の自分はへなちょこ。今回はへなちょこなところを見られると思う。本気のスッピンもさらけ出してますしね。
着飾ってない部分を映してもらいたい
――今、プロジェクトはどれくらい進んでいるんでしょうか。
松尾:映像は…3%くらい。リターンで支援者の方々と行く、沖縄の様子はほぼ全て撮影する予定です。
浜田:フォトエッセイの写真は半分くらい進んでいますね。テーマ的には、普段のお仕事としては出せない写真を見せていきたいなって話はしています。だからフォトジェニックな「園田みおん」のカッコいいグラビアじゃなくて…。
園田:着飾ってない部分を映してもらえたらいいなって考えてます。
――フォトエッセイの、エッセイの部分はどうですか。
園田:そ、そんな長文とかではないですよ。元々文章を書くのも得意じゃないし、苦手なんです。でも普段感じていることを少しでも出していけたらいいなって。あんまり言うとネタバレになっちゃうから…あとは完成をお楽しみに!
浜田:でもそれが大きな内面の部分になると思うから、堅苦しい文章じゃなくて、しゃべってるような感じで思いついたことを書けたらいいね。
――Twitterにちょっと近いイメージですね。
園田:あ、そんな感じですね。
松尾:Twitterでさ、結構暗いことつぶやいてますもんね。
園田:自分では暗いと思ってないんですけどね。その時の気持ちを書いてるだけで…ん? どのツイートのことだろう?
松尾:毎回じゃないけどメンヘラっぽいときあるじゃない。
園田:はたから見て病んでるのかなって思われることもあるけど、いたって私は普通の時もあるんですよ。でもそういうこと書きすぎると病んでるのって言われるから…ためらってアップしそびれた内容が下書きでめっちゃ残ってます(笑)。
――園田さんからお2人への印象は? 簡単に、あだ名とかキャッチフレーズでも良いですよ。
浜田:僕は「セクハラしないカメラマン」とかかな?
園田:いやいや(笑)。浜田さんも松尾さんもお仕事しやすいです。例えば、髪の毛が顔にかかった時にすぐ注意せずに、私が流れで直すのを分かってくれていて、自然とやらせてくれるのがありがたいです。松尾さんは初めて撮ってもらった時にすごく話しやすくて、その時の感じでドキュメントムービーを撮ってもらえたら面白そうだなって。素で話せる空気を作ってくれるんです。
松尾:じゃあ僕のキャッチフレーズは「素で話せるおじさん」かな。
浜田:間違いないですね(笑)。
園田:いや! だって簡単にって言うんだもん!(笑)
一番楽しみなのは…海ぶどう!
――今回、園田さんのどんな一面を見せられそうですか?
松尾:いつもの分かりやすい作品とは違って、彼女の「ドキュメンタリー」なので。仕事上の「セクシー女優・園田みおん」というキャラクター性を外した、今の彼女の“リアル”を切り取りたいです。
浜田:普段見られない撮影現場での写真とか、イベント中とかこういった取材中とか、仕事をしている姿とその合間に見える“素”の彼女の姿を映し出せたらいいですね。
――最後にリターンの1つにある、沖縄への意気込みを!
園田:夜の打ち上げ的なものは…いつもゆるいけど、沖縄だから開放的になっててさらにゆるくなりそう。2次会とかも行っちゃうかも!? 海ぶどう! ソーキそば! ゴーヤーチャンプルー! 楽しみ!!
――今後挑戦したいことはありますか?
園田:洋服やアクセサリーのデザインとかもやってみたいですが、今は目の前のことを全力でやっていけたらなって思います。
クラウドファンディング企画も最初の目標を達成して、残り2週間を切りました。まだ達成できるか分かりませんが前回の写真展企画の時には設定できなかった「ストレッチゴール」という新しい目標を立てられたことがうれしいし、上映会などの地方開催ができたらもっとうれしいです! しつこいと思われるかもしれませんが…皆さんの応援が必要なので、よろしくお願いいたします。(ザテレビジョン)