【写真を見る】キュートな表情を見せる岡崎紗絵
季節はすっかり秋模様。モデルで女優としても活躍中の岡崎紗絵は「大好きな夏が終わってしまって、寂しい…」とつぶやきつつも、秋には「ものすごく青春していました!」という大切な思い出があるのだとか。まぶしいほどの高校生活の思い出、もうすぐ迎える誕生日について胸の内を明かしてもらった。
――すっかり秋になりました。岡崎さんにとって、秋といえばどんな思い出が心に残っていますか?
秋というと、高校時代の文化祭が思い出に残っています。文化祭には命をかけていたんです!(笑)。私の学校は、文化祭と体育祭が連日にわたって行われるという、変わった学校でした。毎年、出し物のためにみんなで夏休みも返上して作業していたんです。
――出し物で、特に印象深いものはありますか。
演劇をやったのは、印象深いです。私は王女様役を演じたのですが、王子様をめぐって何人もの王女様が争いになるというストーリーで、私はその中の王女様の一人でした(笑)。「私の王子様よ。返して!」というセリフで…。今思うと恥ずかしいですね。そのころは、まさか自分が女優のお仕事をすることになるとは思っていなかったので、今思うとききっかけだったのかもしれないですね。
演じるのはもちろん、脚本から美術、衣装など全て生徒がチャレンジするのですが、脚本は舞台をやっていた子が書いてくれました。どんな出し物をするのにも、“社会情勢を含める”という決まりがあったので、王子様を巡る争いの中にも不平等や多様性を含んだ内容になっていたんです。
――すごい本格的ですね!
そうなんです。王女様の衣装も衣装担当の子たちが作ってくれて、私はピンクのドレスを着ました。それぞれ担当がありながらも、みんなで衣装も美術も手伝い合ったりしていました。舞台の背景となる絵も放課後に、みんなで集まって描いて、ペンキの返却時間を過ぎるとペナルティーで、しばらく作業できなかったりするので、走って返しに行ったりしました(笑)。こうして思い返すと、ものすごく青春していましたね!
――終わった後には感動してしまいそうです。
そうなんです! 3年生最後の体育祭も思い出に残っています。私は応援団をやっていたんですが、チームごとに応援グッズを作ったりしました。衣装もみんなで相談しながら作ったり、夏休みにも集まってダンスの練習をしたり…。ものすごく気合を入れて頑張ったので、最後には泣いてしまいました。私は芸能の学校に通っていたわけではないので、3年間、しっかりと学校行事に参加することができました。それは、ものすごくいい思い出になっています。
――秋というと、お誕生日もありますね。11月2日には23歳になります。
1年経つのが、本当に早いなと思います。昨年の誕生日のことも鮮明に覚えていますし、あっという間ですね! 学生のころに感じていたのとはまったく違う速度で、1年が過ぎていきます。あまりに日々が目まぐるしく過ぎていくので、一日一日を大事にしなきゃなと感じています。
――ことしは充実していましたか?
ことしはグアムや韓国など海外に行くこともできたので、プライベートもお仕事も充実していたなと思います。これからもいろいろなものにチャレンジしていきたいですし、今まで以上に責任を持って臨んでいきたいと思います。(ザテレビジョン・取材・文=成田おり枝)