乃木坂46・高山一実が、写真集「高山一実写真集 独白」(徳間書店)を発売したのを記念し、2月27日にお渡し会を開催。イベント前に囲み取材に応じた。
グループ初の小説家デビュー作「トラペジウム」(KADOKAWA)が発行部数20万部を超える大ヒットとなった高山。2冊目となる今回の写真集は、高山が憧れているというフィンランドで撮影が行われた。
ヘルシンキの図書館や大聖堂などを巡り、さらに古都ポルヴォーや森と湖の町ハメーンリンナなどで、高山が素の表情を見せている。
ほか、均整の取れたボディーラインが美しい水着やランジェリー姿も披露。一遍の小説のような、叙情的な作品となっている。
バスタオルを巻いて湖へ
囲み取材で、高山は2枚あるというお気に入りのカットとして、まずは犬に顔を背けられている写真を紹介した。
「フィンランドの方々は本当に優しくて、目が合うとほほ笑んでくださったり、手を振ったりしてくださったんですけど、フィンランドの動物には嫌われまくってしまって、鳩はたくさん逃げていくし、犬も全然こっちを向いてくれなくて、(私が)悲しい表情をしています」と苦笑い。
一方、湖でバスタオルを巻いている「ちょっと大人っぽいショット」については、「近くにサウナがあって、サウナから10歩歩くとこの湖って感じです。普段から住民の方が使っていらっしゃるサウナをお借りしたんですけど、この前後で実際にサウナに入っているので、リアルな装備です(笑)。水は冷たかったんですが、リアルな装備で挑んでいます」と説明した。
人生初のものもらい
今回の写真集撮影に臨むにあたり、高山は「乃木坂46に入って一番体型を作りこみました。1週間に1回、姿勢矯正に行くようにしたりして」と、万全に準備をしたという。
「でも、行きの飛行機で人生初のものもらいができるという…。こんなに体を作って、ニキビにも気を付けたはずなのに、何で目にものもらいができるんだろうって泣きそうになったんですけど。『大きくなるなよ~』って思っていたらとどまってくれました。なので、(写真集は)ギリギリ大丈夫だと思います」という裏話を明かした。
しかし、心身共にベストだったと強調する。
「プロポーションもそうですし、心情的にも一番ベストな状態だと思います。自分の中ではいろんなものを、日々重ねていた肩の上の重りのようなものを全て外した状態で行ったので、自分的には一番良いときに撮っていただきました」と胸を張った。
普段はしない表情に
笑顔の印象が強い高山だが、表紙に起用されたカットについて「こういう表情をしているカットが実はいくつかあって、『普段自分がしない表情をしているな』って自分でもびっくりしました。
私はこの表情が好きで、実はこのときに何を思っていたとかも覚えているんです。その感情を思い出すだけで、将来うれしくなるような、泣いてしまうんじゃないかってくらいの、いろいろなことを思っているときの表情なので、表紙に決めました。
実は笑っているカットも多くて選択肢にはあったんですけど、自分の中ではこれ一択でしたね。
意識してこの顔をすると、よく日村(勇紀)さんにまねされる“歌番組の変な顔”になっちゃうんですよ。アンニュイを意識しすぎて気持ち悪い顔になっちゃうので(笑)。でもこれからも笑っていたいです」と笑顔を見せた。
どこかで“一人情熱大陸”を
さらに、タイトルの「独白」にかけ、「“一人インタビュー”はよくします。“一人情熱大陸”とかも、よくお風呂の中でするんですね。私がアイドルにかける思いなどを語ったりはしています(笑)」と告白。
しかし、実際に「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)から出演オファーがあった場合は「去年がたくさん種を撒いた年で、今年はちょっと落ち着いてしまうかなって思うので、今は…うれしいですけど、申し訳ない気持ちになります。なので、大丈夫です(笑)。いつか“一人情熱大陸”を何かで発揮できたらいいなって思います」と謙虚な姿勢を見せた。
最後に、「写真集を作るとなった時から正面から向き合って、それが一冊にまとまって、こんなに満足いくものができたんだって、正直100点の物が出来上がりました。全ページ見ていただくとどんな感想を持っていただけるのか、もしよかったらお手に取ってみてください。そして、感想を教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします」とPRした。
(ザテレビジョン)